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「戦争と平和」をテーマに、アートで社会を変える!2026年度ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成の公募が開始

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報道発表
※画像は2025年度助成採択プロジェクトの10のイメージビジュアルを使用しています(プレスリリースより)

一般財団法人川村文化芸術振興財団が、2026年度「ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成」の公募を開始した。この助成事業は、アートを通じて社会課題に取り組むプロジェクトを支援するもので、今回で9年目を迎える。

注目すべきは、今回から新設された「テーマ部門」だ。初年度のテーマは「戦争と平和」に設定された。2025年が「戦後80年」「昭和100年」という節目の年であることを踏まえ、世界中で続く紛争や戦争に対し、アートの力で人々を支え、励ますプロジェクトを募集する。

従来の「自由部門」も継続して設けられ、多様なテーマのプロジェクトを支援する。助成金額は30万円から200万円まで幅広く、年齢や国籍を問わず、個人・団体問わず応募が可能だ。

選考委員には、NPO法人ART&SOCIETY研究センター代表理事の工藤安代氏や東京都現代美術館学芸員の藪前知子氏に加え、新たにアーティストの小泉明郎氏、文化研究者の山本浩貴氏が加わった。多彩な視点から、革新的なプロジェクトが選ばれることが期待される。

さらに、財団は過去の支援プロジェクトをアーカイブしたページを公開。これにより、ソーシャリー・エンゲイジド・アートの実践例を広く共有し、新たな応募者へのインスピレーションを提供する。

応募期間は2025年7月18日から10月5日まで。アートの力で社会を変えたいと考えるクリエイターたちにとって、まさに見逃せない機会となりそうだ。詳細は財団のウェブサイトで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000052910.html