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CO2を吸収する革新的プラスチック「DACプラ®」、NEDOの支援プログラムに採択!日常生活から気候変動対策へ

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報道発表
ベホマル、NEDO 2025年度「SBIR推進プログラム(連結型)」に採択(プレスリリースより)

環境技術の最前線で注目を集めているのが、株式会社ベホマルが開発した「DACプラ®」だ。この革新的な素材は、空気中のCO2を吸収する能力を持つプラスチックで、日常生活の中で気候変動対策に貢献できる可能性を秘めている。

このたび、ベホマルの技術力が認められ、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2025年度「SBIR推進プログラム(連結型)」に採択された。全37件の応募の中から選ばれたこの快挙は、DACプラ®の将来性を裏付けるものだ。

採択されたプロジェクトでは、「生活製品に応用可能なバイオCO2吸収素材の物性改良と量産技術開発」をテーマに研究が進められる。現在、ポリエチレンやポリプロピレンへの適用が確認されているが、今後はさらに多くの樹脂への応用を目指す。これにより、DACプラ®の社会実装の幅が大きく広がることが期待される。

ベホマルの西原麻友子代表取締役は、「見えないCO2に、見えるアクションを」というコンセプトを掲げている。DACプラ®を様々な製品に使用することで、企業の脱炭素化とブランド価値向上を同時に実現できるという。

滋賀県発のスタートアップであるベホマルは、「日常をCO2回収スポットに」というミッションのもと、大学や産業界と連携しながら素材の社会実装に取り組んでいる。プラスチック製品を通じて、誰もが気候変動対策に参加できる社会の実現を目指している。

一つ一つのプラスチック製品によるCO2吸収量は小さいかもしれない。しかし、日常生活で使用される大量のプラスチック製品を通じて、少しずつ大気中のCO2を除去していくことで、大きな変化をもたらす可能性がある。ベホマルの挑戦は、私たちの生活と地球環境の未来を変える可能性を秘めている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000121846.html