ネズミの冒険が止まらない!英国で大ヒットの児童文学「チュウチュウ冒険団」第二巻が日本上陸
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英国で人気沸騰中の児童文学シリーズ「チュウチュウ冒険団」の第二巻が、ついに日本でも発売される。徳間書店から7月30日に刊行される『チュウチュウ冒険団 ②ひみつの海チュウ宮殿』は、読書が苦手な子どもでも楽しめる工夫が満載だ。
本作の特徴は、すべての見開きにカラーさし絵が使われていること。さらに、横書きのテキストで文章量を抑えているため、絵本から読み物への橋渡しにぴったりだ。主人公のネズミの男の子ペドロが、海底の秘密の街で繰り広げる冒険は、子どもたちを未知の世界へと誘う。
注目すべきは、今回登場する新キャラクター「ウミネズミ」だ。上半身がネズミで下半身が魚という、まるで人魚のような不思議な生き物が物語に彩りを添える。ペドロと赤ちゃんウミネズミとの触れ合いは、読者の心を温かくするだろう。
本シリーズは英国で既にシリーズ累計8万部を突破している。その人気の秘密は、親しみやすい主人公ペドロの成長ストーリーと、ロンドン郊外の有名児童書専門店「アリゲーターズ・マウス」が主催する賞を受賞したことにある。
担当編集者によると、第二巻は特にオススメだという。「幻のウミネズミ」や「光り輝く海チュウ宮殿」など、ファンタジー要素が強く、子どもたちの想像力を刺激する内容となっている。
著者のフィリップ・リーヴは、イラストレーターとしても活躍する多才な人物。カーネギー賞も受賞している実力派だ。挿絵を担当するサラ・マッキンタイアとのコンビネーションも、本作の魅力を引き立てている。
「チュウチュウ冒険団」シリーズは、年度内に第四巻まで続々と刊行予定。第三巻では舞台が月に移るなど、冒険のスケールはどんどん大きくなっていく。読書感想文の題材に悩む子どもたちにもおすすめの一冊となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000884.000016935.html