注目の児童書が勢揃い!第74回小学館児童出版文化賞候補作品が発表
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児童文学界の注目イベント、第74回小学館児童出版文化賞の候補作品が発表された。今回は2024年3月から2025年2月までに発表された作品の中から、読み物と絵本の2ジャンルで計13作品が選出されている。
読み物部門では、蟹江杏著『あの空の色がほしい』や名取佐和子著『銀河の図書室』など6作品が候補に挙がった。一方、絵本部門では谷口智則作『かいじゅうのすむしま』や瀬尾まいこ作・くりはらたかし絵『100ねんごもまたあした』を含む7作品が選ばれている。
これらの候補作品は、幼年から少年少女に推薦したい優れた作品として、審査委員や作家、画家、書評家、出版社など多方面からの推薦を受けて選出された。翻訳作品やキャラクター本、コミックスは対象外となっている。
最終的な受賞作は、荒井良二氏や森絵都氏を含む5名の審査委員によって9月11日の最終審査会で決定される。受賞者には、ブロンズ像「わかば」と100万円の賞金が贈られる予定だ。
小学館児童出版文化賞は1952年に創設され、70年以上にわたり児童出版文化の向上に貢献してきた。未来を担う子どもたちのために、質の高い作品の出版を促進する役割を果たしている。
児童文学ファンや教育関係者にとって、この候補作品リストは今後注目すべき作品の指針となるだろう。11月13日に予定されている贈賞式では、どの作品が栄えある賞を手にするのか、業界内外から熱い視線が注がれている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003268.000013640.html