AIが文化部を変える!高校生のアニメ制作スキルが飛躍的に向上
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文化部の活動に革命が起きている。国際アート&デザイン大学校が、ソフトバンク株式会社開発の遠隔指導システム「スマートコーチ」を活用した画期的な取り組みで、産学連携AWARD2024の創意工夫部門を受賞した。この革新的なプロジェクトは、高校生のアニメーション制作スキルを飛躍的に向上させ、部活動の未来を変える可能性を秘めている。
福島成蹊高等学校アニメーション部と連携して実施されたこのプロジェクトでは、生徒たちがスマートコーチを通じて制作した作品を投稿。国際アート&デザイン大学校の教員や学生が、動画を介して丁寧な添削とフィードバックを行う。これにより、生徒たちは自分のペースで学習を進められるだけでなく、プロの視点からの指導を受けられるという、これまでにない学習環境が整備された。
特筆すべきは、このシステムが単なるオンライン学習ツールではなく、対面指導とのハイブリッドモデルを構築している点だ。11月には実際に対面交流が行われ、缶バッジ製作をテーマにマンツーマン指導が実施された。こうした多角的なアプローチにより、生徒たちの制作意欲と作品の完成度が著しく向上したという。
このプロジェクトの成功は、AIと人間の指導者が協調することで、より効果的な教育が可能になることを示している。特に文化系部活動において、専門的な指導を受ける機会が限られていた地方の学校にとって、この取り組みは大きな希望となるだろう。
国際アート&デザイン大学校の市田比佐浩校長は「この受賞を励みに、今後もテクノロジーを活用した革新的な教育方法の開発に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。AIと教育の融合が進む中、こうした先進的な取り組みが、日本の教育現場にどのような変革をもたらすのか、今後の展開が注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001758.000032951.html