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朝日広告賞2024、注目の入賞作品が発表!時代を映す4つのグランプリに迫る

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報道発表
https://www.asahi-aaa.com/(プレスリリースより)

朝日新聞社が主催する「2024年度 第73回 朝日広告賞」の入賞作品が発表された。若手クリエーターの登竜門として知られるこの賞は、「一般公募」と「広告主参加」の2部門で構成され、それぞれ「新聞広告の部」と「デジタル連携の部」がある。今回は計1,853点もの応募作品から、56点が入賞を果たした。

「一般公募・新聞広告の部」のグランプリは、彩きもの学院の課題「着物を美しく着る文化を後世に引き継ぐ」に挑んだ奥野真由氏と難波航太氏の作品が選ばれた。審査員からは、時代の最前線を捉えた斬新な表現が高く評価された。

「一般公募・デジタル連携の部」では、はとバスの「はとバス目線ツアー HATOBUS View Tour」をテーマにした5名のチーム作品がグランプリを獲得。プロトタイプのクオリティの高さが注目を集めている。

「広告主参加・新聞広告の部」のグランプリは、衣料品ブランド「YOSHIE INABA」の終了を告げるビギの広告が選出された。真摯なメッセージが審査員の心を打ち、広告の本質的な役割を再認識させる作品となった。

最後に「広告主参加・デジタル連携の部」では、講談社の「スキップとローファーと能登」キャンペーンがグランプリを獲得。能登半島地震の被災地支援を目的としたこの企画には約10万人が参加し、社会貢献と広告の融合という新たな可能性を示した。

1952年に創設された朝日広告賞は、70年以上にわたり広告文化の発展に寄与してきた。今回の受賞作品は、デジタル時代における新聞広告の可能性を探り、社会課題への取り組みや文化継承など、多様なテーマに挑戦している。これらの作品は、広告表現の未来を切り開く道標となるだろう。

朝日広告賞の公式サイトでは、全ての入賞作品と審査委員の評価コメントを閲覧できる。広告業界はもちろん、クリエイティブな発想に興味がある方にとっても、刺激的な内容となっているはずだ。時代を映す鏡としての広告の力を、ぜひ体感してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001908.000009214.html