渋谷の隠れた芸術スポット!HMVレコードショップ内の「Bankrobber LABO」で興梠優護の個展『XX』が開催
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渋谷の音楽ファンの聖地として知られるHMV record shopに、新たな文化発信の場が誕生していたことをご存知だろうか。その名も「Bankrobber LABO(バンクロバーラボ)」。2023年5月にオープンしたこのギャラリースペースが、今夏注目の展示会を開催する。
8月1日から18日まで、アーティスト・興梠優護による個展『XX』が行われる。興梠氏は1982年熊本県生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科修了のアーティストだ。人体をモチーフに、光や色彩、視覚の曖昧さを探求する作品で知られている。
今回の展示では、「シミュラクラ現象」という興味深い脳の働きに着目した作品が展開される。これは、単純な点や線から人の顔を連想してしまうような、人間の認識の特性を指す。興梠氏は意図的に歪みや揺らぎを作品に取り入れることで、鑑賞者の脳内で起こる「認識のエラー」を誘発し、独特の映像的体験を創出しようと試みている。
「Bankrobber LABO」は、レコード専門店の枠を超えた文化発信地としての役割を担っている。音楽はもちろん、アートやカルチャーの新たな側面を発見できる場所として、多くの来場者を魅了してきた。
展示会場はHMV record shop渋谷の2階。入場は無料で、営業時間は11時から21時まで。渋谷の喧騒を離れ、静かな空間で現代アートに触れる貴重な機会となりそうだ。
興梠優護の作品世界に触れ、視覚と認識の不思議な関係性を体験してみてはいかがだろうか。渋谷の新しい文化スポット「Bankrobber LABO」で、アートの新たな魅力を発見する夏の思い出作りをおすすめしたい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000575.000034304.html