公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

中学生必見!ゴミがアートに変身?国際コンテストで環境問題に挑戦

タグ
報道発表
プレスリリースより

環境問題への意識を高める新たな取り組みが始まった。特定非営利活動法人スプラタルカが主催する「中学生ごみアート国際コンテスト」の参加者募集が開始された。このユニークなコンテストは、世界的な課題であるゴミ問題に対する解決策の一つとして注目を集めている。

コンテストの参加対象は日本、インドネシア、マレーシア、台湾の中学生。個人または5名以内のグループでの参加が可能だ。参加者は身の回りのゴミを使って芸術作品を制作し、その写真データをオンラインで提出する。募集期間は7月31日まで、作品データの提出期限は8月31日となっている。

興味深いのは、このコンテストの運営に中学生自身が関わっていることだ。4か国の実行委員(中学生)が定期的にオンラインミーティングを行い、コンテストの詳細を決定している。この取り組みにより、参加者だけでなく運営側の中学生たちも、国際交流とリーダーシップを学ぶ機会を得ている。

過去の作品例を見ると、その創造性と環境への思いが伝わってくる。マレーシアの中学生が制作した「海辺のカメ」は、ビーチに捨てられたゴミが海洋生物に与える影響を表現。ペットボトルや空き缶、使用済みの紙などを使用し、A3サイズの作品に仕上げている。また、別の作品「森の首飾り」は、古い鍵のリングと銅線を使用し、自然環境保護のメッセージを込めている。

スプラタルカの本田勝也代表は、「小学生から大学生まで、世代ごとの世界の子どもたちが自由にコミュニケーションを行えるネットワークを提供したい」というビジョンを掲げている。このコンテストはその一環として、環境問題への意識向上と国際交流の促進を目指している。

参加を希望する中学生は、公式サイト(https://www.supratarka.org/int-conference)から詳細を確認し、オンラインフォームから申し込むことができる。10月13日には、オンラインで審査結果発表と表彰式が行われる予定だ。

ゴミという身近な問題を通じて、環境保護と国際交流を学ぶ。この画期的なコンテストが、次世代を担う中学生たちの創造性と環境意識を高めることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000163453.html