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AIと人間が織りなす新ジャポニズム!「TOKYO AI Fashion Week」コンテスト結果発表

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報道発表
プレスリリースより

ファッションとAIの融合が生み出す新たな創造性に注目が集まっている。株式会社OpenFashionが主催する「TOKYO AI Fashion Week - 2025 A/W Contest」の結果が発表され、次世代デザイナーたちが生成AIを駆使して挑んだ"新ジャポニズム"の世界が明らかになった。

今回のコンテストでは、「Neo-Japonisme(新ジャポニズム)」をテーマに、世界中から多様な作品が集まった。参加者たちは、コンセプトの立案からビジュアル生成まで自ら行い、AIとの共創によって従来の枠を超えた斬新な表現に挑戦した。

最優秀賞に輝いたのは、SaYaKa氏の「KAWAII VANGUARD」。五大エレメントの象徴性やアンドロイドの身体性、ロリータの記号性を巧みに融合させた作品は、審査員から「AIによる表現の拡張スキルとファッション性のバランス感覚が見事」と高い評価を受けた。

優秀賞には、Marshmellaxy氏の「浮世衣 UKIYOE」とaktpapa氏の「Techno-Wagara」が選ばれた。前者は現在の技術では実現困難な素材やテクニックの可能性を探り、後者は日本の伝統文様と最新技術を融合させた未来のファッションを提案している。

特別審査員には、ファッション業界の第一線で活躍する専門家が名を連ねた。株式会社ish代表取締役のOlga氏、WWDJAPAN編集長の村上要氏、JFWO事務局長の古茂田博氏らが、それぞれの視点から作品を評価。AIと人間のクリエイティビティが融合した新たな表現の可能性に期待を寄せている。

OpenFashion社代表の上田徹氏は、「今回のコンテストを通じて、人と生成AIによって生み出されたデザインの可能性を感じていただけたら幸いです」とコメント。同社は今後も、生成AIを活用したファッション業界の持続可能な発展に寄与していく方針だ。

なお、本コンテストは日本ディープラーニング協会が公開した「生成AIの利用ガイドライン(画像編)」に準じて実施された。AIと人間の共創がもたらす新たなファッションの潮流に、業界の注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000012284.html