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19世紀の写真技法が復活!自然の美しさを青写真で表現する『はじめてのサイアノタイプ』が話題に

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報道発表
『はじめてのサイアノタイプ』書影(プレスリリースより)

グラフィック社から2025年8月に発売予定の『はじめてのサイアノタイプ 青写真でつくるアートとインテリア雑貨』が、アート愛好家やDIY enthusiastの間で注目を集めている。この本は、19世紀半ばに生まれた「サイアノタイプ」という写真技法を現代に蘇らせ、自然の美しさを独特の青い色調で表現する方法を詳しく解説している。

サイアノタイプは、水と太陽光、そして鉄塩ベースの感光液を使用して作られる印画技法だ。本書では、この技法の歴史から基本的な作り方、さらには応用作品の制作方法まで幅広く網羅。植物標本の準備や日光焼き付けの手順なども丁寧に説明されており、初心者でも気軽にチャレンジできる内容となっている。

特筆すべきは、単なる写真技法の解説にとどまらず、この技法を活用したDIYアイデアが豊富に盛り込まれていることだ。ノートやクッション、トートバッグ、シャツ、照明器具など、日常生活に取り入れやすいアイテムの作り方が紹介されている。これらのプロジェクトを通じて、読者は自然の美しさを身近に感じながら、創作の楽しさを存分に味わうことができるだろう。

本書の著者であるカミーユ・スレロルとマリ・ヴァンディッテリは、ともに報道と編集の仕事に携わる親友同士。彼女たちは2018年に「アンヴァンシーブル・エテ」というブランドを立ち上げ、サイアノタイプ作品の制作に取り組んできた。その経験と知識が惜しみなく本書に詰め込まれている。

『はじめてのサイアノタイプ』は、アートの新しい可能性を探る人々や、自然の美しさを独創的な方法で表現したい人々にとって、まさに待望の一冊と言えるだろう。デジタル全盛の現代において、このアナログな技法が再び脚光を浴びる可能性を秘めている。

本書は、B5変サイズ、全128ページで、定価は2,420円(税込)。アマゾンや楽天ブックスなどのオンライン書店で予約購入が可能だ。アート愛好家やDIY好きの方々にとって、この夏の創作活動に新たな風を吹き込む一冊になりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000582.000084584.html