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盛岡さんさ踊りが異彩を放つ!ヘラルボニーと岩手銀行がアートで彩る特別な夏

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報道発表
プレスリリースより

岩手県盛岡市の夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」が、今年はひと味違う。株式会社ヘラルボニーと岩手銀行が手を組み、障害のある作家のアートで祭りを彩る特別な取り組みを行うのだ。

2025年8月1日から4日にかけて開催される盛岡さんさ踊りに合わせ、ヘラルボニーは契約作家・鳥山シュウ氏のアートを用いたオリジナルうちわを数量限定で配布する。配布場所はヘラルボニー旗艦店ISAI PARKと岩手銀行本店前だ。

さらに、岩手銀行本店には7月から鳥山氏の作品を用いたアートバナーが掲示される。祭りのメイン会場となる中央通りを彩るこのバナーは、街を行き交う人々の目を引くこと間違いない。

この取り組みは、ヘラルボニーと岩手銀行が推進する「岩手異彩化プロジェクト」の一環だ。このプロジェクトは、岩手に暮らす一人ひとりがありのままに活躍できる包括的な社会の実現を目指している。

鳥山シュウ氏が特別に描いた「さんさ踊り」の作品は、祭りの活気と太鼓や笛の音が今にも聞こえてきそうな緻密な表現が特徴だ。この作品を通じて、障害のある作家が描いた作品に触れたことがない人々にも、異彩を放つアートとの出会いの機会を提供する。

ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニーだ。今回の取り組みを通じて、アートが日常に溶け込む風景を創り出し、「障害=欠落」というイメージ変容を岩手から促進していく。

盛岡さんさ踊りを訪れる人々は、異彩を放つアートに彩られた街の景色を楽しみながら、多様性について考える機会を得ることができるだろう。ヘラルボニーと岩手銀行の挑戦が、岩手から全国へ、そして世界へと広がっていくことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000441.000039365.html