小豆島の妖怪美術館が文学フリマ香川2に出店!世界に羽ばたく日本の妖怪アート
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瀬戸内海に浮かぶ小豆島の「妖怪美術館」が、香川県で開催される「文学フリマ香川2」に出店する。このイベントで注目を集めるのは、日英対訳のアートブック「POP YOKAI 現代百鬼夜行」だ。このユニークな書籍は、日本の妖怪文化を世界に発信する試みの一環として、フランスの出版社Rockbookから2024年秋に全世界向けに出版される予定である。
「POP YOKAI 現代百鬼夜行」は、妖怪美術館を紙上で再現した意欲作だ。日本人初の妖怪博士・香川雅信氏の監修のもと、妖怪の起源や歴史、現代的な解釈を紹介している。また、妖怪美術館館長で妖怪画家の柳生忠平氏による描き下ろし作品も収録されており、日本の伝統と現代アートが融合した魅力的な内容となっている。
妖怪美術館は2018年に小豆島の土庄本町に誕生し、900体を超える妖怪造形作品を展示している。4つの古民家を利用した独特の展示スタイルと、スマホガイドアプリを活用した鑑賞方法が特徴だ。「妖怪を世界へ」をモットーに、日本の妖怪文化を国際的に発信する取り組みを続けている。
文学フリマ香川2では、「POP YOKAI 現代百鬼夜行」に加えて、妖怪美術館の7年間の軌跡を綴った「迷路のまちの小さな美術館の挑戦」も販売される。移住スタッフの奮闘記や、地方の小さな美術館が世界に向けて挑戦する姿を描いたこの書籍は、アートと地域活性化に関心のある読者にとって興味深い一冊となるだろう。
妖怪美術館の挑戦は、日本の伝統文化を現代的に解釈し、世界に発信する新たな取り組みとして注目を集めている。文学フリマ香川2への出店を通じて、さらに多くの人々に日本の妖怪文化の魅力が伝わることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000214.000005189.html