本屋大賞作家が贈る、心震える最新作!町田そのこ『蛍たちの祈り』で描かれる、秘密と再会の物語
- タグ
- 報道発表


人気作家・町田そのこの最新長編小説『蛍たちの祈り』が、2025年7月22日に東京創元社から刊行される。本作は、『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した著者が贈る、心に響く感動作だ。
物語は、蛍祭りの夜に秘密を共有することになった中学生の幸恵と隆之から始まる。15年後、偶然の再会をきっかけに、彼らの人生が大きく動き出す。著者は、人生の苦しみや思い通りにならない現実を描きつつ、小さな光が心に希望を灯す様子を丁寧に紡いでいく。
本作の特徴は、登場人物たちの「ささやかな祈り」を通して、生きることの尊さを描き出している点だ。明かせない秘密を抱えながらも、それぞれが自分の人生を大切に生きようとする姿に、読者は深く共感するだろう。
全国100名以上の書店員から熱い感想が寄せられており、発売前から注目度の高い一冊となっている。町田そのこの繊細な筆致で描かれる人間ドラマは、読者の心に長く残ることだろう。
『蛍たちの祈り』は四六判仮フランス装、286ページ。価格は1,980円(税込)。装丁は鈴木久美が手がけ、表紙には安達知江のガラス作品が使用されている。
町田そのこは1980年福岡県生まれ。2021年に『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞し、一躍注目を集めた作家だ。他の代表作に『うつくしが丘の不幸の家』『月とアマリリス』などがある。
人間の複雑な感情や関係性を描くことに定評のある町田そのこ。今作でも、彼女ならではの繊細な筆致で、読者の心を揺さぶる物語を紡ぎ出している。7月22日の発売が今から待ち遠しい一冊だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000009527.html