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尾木ママと14人の学生がインドネシアで国際協力を体感!JICAエッセイコンテスト受賞者の海外研修レポート

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報道発表
    運行中のMRTに乗車(プレスリリースより)

国際協力機構(JICA)が主催する「JICA国際協力中・高校生エッセイコンテスト」の受賞者たちが、インドネシアで貴重な海外研修を経験した。全国13都道府県から集まった14人の学生たちは、教育評論家の尾木直樹氏(通称:尾木ママ)と共に、国際協力の現場を肌で感じ、グローバルな視点を養う機会を得た。

研修では、JICAが支援する「ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)」の建設現場や、リサイクルセンター、現地の学校などを訪問。参加者たちは、日本とインドネシアの協力関係や、環境問題への取り組みを目の当たりにした。特に印象的だったのは、現地の高校生との交流だ。伝統舞踊や「ソーラン節」を通じて言葉の壁を越えた交流を楽しみ、互いの文化への理解を深めた。

また、戦後のインドネシアに残留した日本兵の歴史に触れる機会もあった。残留日本兵の資料館を訪れ、その子孫から直接話を聞くことで、教科書では学べない歴史の一面を知ることができた。カリバタ英雄墓地では、残留日本兵の墓碑に手を合わせ、平和の尊さを実感したという。

尾木ママは、参加者たちの成長ぶりに驚きを隠せない様子だった。「JICAエッセイコンテスト受賞者である参加者たちは、書くだけではなく、行動し、感じ取って、自分を羽ばたかせることができるということを目の前で見せてもらい、大変驚いた」と語った。

この研修を通じて、参加者たちは国際協力の重要性や、異文化理解の大切さを身をもって体験。今後、彼らがこの経験をどのように活かし、グローバル社会で活躍していくのか、大いに期待が寄せられている。

なお、JICAは2025年度も「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」を開催予定。テーマは「世界の幸せのために私たちができること~未来へつなげるために~」で、6月6日から9月17日まで応募を受け付ける。国際協力に興味のある中高生にとって、自らの考えを発信し、海外研修のチャンスを得られる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000151049.html