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タイニーハウスの未来を切り拓く!YADOKARIコンテストで革新的アイデアが続々登場

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報道発表
プレスリリースより

YADOKARI株式会社が主催する「YADOKARI TINY HOUSE CONTEST 2025」の結果が発表された。初の自社開催となる今回のコンテストでは、「繋がり -BORDERLESS-」をテーマに、国内外から157件もの応募が寄せられた。

グランプリに輝いたのは、宮城県の佐藤果穂さんによる「くらしを交換するートレーラーハウスで始めるまち留学ー」。トレーラーハウスの可動性を最大限に活かし、複数の拠点を巡回することで地域との関係性を深める斬新なアイデアが高く評価された。

ソーシャル賞を受賞した「移りゆく茶景」は、お茶文化とタイニーハウスを融合させた独創的な提案。プロダクト賞の「Tiny Garden House」は、"風景"を持ち運ぶという斬新なコンセプトで審査員を魅了した。

特別賞の「ヒト・モノ・トビラ」は、暮らしと仕事の境界を柔軟にデザインする現代的なモデルとして注目を集めた。ヤング賞の「走るFarmer〜農業をつなぐ〜」は、若い世代ならではの視点が光る作品だった。

審査会では、空間設計の完成度だけでなく、実現性や事業性、社会性、ストーリー性といった多角的な評価軸で白熱した議論が交わされた。YADOKARIの代表取締役である上杉勢太氏とさわだいっせい氏も審査に参加し、熱のこもった意見交換が行われた。

入賞作品は、10月中旬まで星天qlay内のqlaytion galleryにて展示される。タイニーハウスの新たな可能性を探る貴重な機会となるだろう。

YADOKARIは、2011年の東日本大震災をきっかけに「お金・場所・時間に縛られない自由な生き方の実現」をテーマに活動を開始。タイニーハウスを通じて、遊休地活用や地方創生、災害支援、コミュニティ形成などの社会課題解決に取り組んでいる。

今回のコンテストを通じて、タイニーハウスが単なる住まいの枠を超え、地域に入り込む装置としての可能性を秘めていることが改めて示された。YADOKARIの今後の展開に、ますます注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000013358.html