若手作家の登竜門!第3回創元ミステリ短編賞、440作品の中から2作品が栄冠に輝く
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ミステリー小説ファンにとって待望の結果が発表された。株式会社東京創元社が主催する「第3回創元ミステリ短編賞」の受賞作品が決定したのだ。今回は440作品もの応募があり、厳しい選考を勝ち抜いた2作品が栄えある受賞の栄誉に輝いた。
受賞作品は、ジョウシャカズヤ氏の「中年交差点ゲーム」と鷲羽巧氏の「幽霊写真」。ジョウシャカズヤ氏は1983年京都府生まれ。立命館大学を卒業後、現在はフリーライターとして活躍している。一方の鷲羽巧氏は1999年大阪府生まれ。京都大学大学院に在学中で、同大学の推理小説研究会に所属している若手の新星だ。
選考過程は非常に厳しいものだった。令和7年3月31日の締め切りまでに寄せられた440作品から、1次選考で50作品、2次選考で34作品が選ばれ、最終的に6作品が最終候補として残った。そして8月1日、大倉崇裕氏、北村薫氏、辻堂ゆめ氏の3名の選考委員による最終選考会を経て、2作品の受賞が決定した。
ミステリー小説界にとって、この賞は新たな才能の発掘の場として注目されている。今回の受賞者2名の年齢差は16歳。ベテランフリーライターと大学院生という異なるバックグラウンドを持つ2人が選ばれたことで、この賞の多様性と可能性の広さが改めて示された形だ。
受賞作品の詳細や選考経過については、10月に刊行予定の《紙魚の手帖vol.25》に掲載される。ミステリーファンはもちろん、文学界全体にとっても注目の的となるだろう。新しい才能の誕生を見逃すな!今後の日本のミステリー界を担う新星たちの活躍に、大いに期待が高まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000009527.html