まくら株式会社が主催する「抱きまくら川柳コンテスト2025」の入選作品が発表された。今回のコンテストには、抱き枕に関するエピソードや思い、出来事、悩みなどを5・7・5の川柳形式で表現した作品が、なんと1,944点も寄せられた。

8月9日の「抱きまくらの日」に合わせて発表された入選作品の中で、最優秀賞に輝いたのは「川の字が だき枕来て 州の字に」という句だ。家族が並んで寝る「川の字」に抱き枕が加わり「州の字」になるという、微笑ましい日常の一コマを巧みに表現している。

優秀賞には「物干しで 酷暑喜ぶ 抱きまくら」と「マタニティ 我が子抱くまで 枕抱く」の2作品が選ばれた。前者は酷暑を抱き枕の視点から捉えた面白さが、後者は妊娠期間中の抱き枕の役割を巧みに詠んだ点が評価された。

特別賞には5作品が選ばれ、「寝姿勢は 「横向き」気持ちは 「前向き」に」「立ち直り 陰で支えた 抱きまくら」「抱いて寝て いびきが減って よかった寝」「触ったら クールで抱けば ホッとする」「抱きまくら 夢の中では 米俵」と、それぞれ抱き枕にまつわる様々な側面を表現している。

まくら株式会社では、抱き枕の存在や利便性、使い方などの認知度を高めるため、毎年8月9日を「抱きまくらの日」と制定している。この日付は、抱き枕の英語表記「hug pillow」の「ハ（8）グ（9）」に由来している。

同社は来年も川柳コンテストを実施する予定だ。今回入選できなかった方や、作品を投稿できなかった方も、次回のコンテストへの参加が呼びかけられている。抱き枕ファンはもちろん、川柳愛好家にとっても注目のイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000497.000010285.html