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英国の銅版画巨匠が描く、愛とユーモアの世界 - 阪神梅田本店で「グラハム・クラーク展」開催

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報道発表
「キャプテン・ブースの幻想」 手彩色銅版画、縦51.0×横61.0cm(画寸) 418,000円(プレスリリースより)

阪神梅田本店のアートギャラリー「ハローカルチャー」で、英国を代表する銅版画家グラハム・クラークの個展が開催される。「グラハム・クラーク 手彩色銅版画展 ~心暖まる愛とユーモアの世界~」と題された本展は、2025年8月13日から19日まで行われる。

グラハム・クラークは、英国古来のアーチ型銅版画を復刻し、手彩色を加えるという独特の技法で知られる画家だ。西洋の歴史や文化、そして市井の人々の飾らない日常を、愛とユーモアを交えて表現することで、世界中のファンを魅了してきた。

展示される作品には、「キャプテン・ブースの幻想」「ノーフォークの幸」「思い出の桟橋」「実りの季節」「舟歌」などがある。これらの作品を通じて、クラークの繊細な筆致と温かな視点を堪能することができるだろう。

1941年生まれのクラークは、ロンドン王立美術学校を卒業後、「ヴォーグ」や「シェル石油」などの商業デザインの分野でも活躍。日本では講談社から画集を出版するなど、幅広い活動を展開してきた。1988年にはエリザベス女王が彼の個展に来場し、2002年にはBBC放送のエリザベス女王戴冠50周年特別番組の制作にも携わるなど、英国王室とも深い関わりを持つ。

本展は、アートファンはもちろん、英国文化や歴史に興味がある人にとっても見逃せない機会となりそうだ。クラークの作品を通じて、英国の伝統と現代が融合した独特の世界観を体験できるはずだ。

会場は阪神梅田本店8階のハローカルチャー2。最終日の8月19日は午後5時までとなっているので、来場を検討している方は日程に注意が必要だ。詳細は阪神梅田本店の公式サイト「美術散歩」で確認できる。

グラハム・クラークの手彩色銅版画が織りなす、愛とユーモアに満ちた世界。この機会に、英国アートの魅力に触れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002530.000014431.html