ベルマークが目に変身!?駅ポスターで社会貢献の新たな形を提案
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交通広告の世界に新たな風を吹き込む作品が誕生した。公益財団法人ベルマーク教育助成財団のポスター「良い行いは、きっと誰かが見ているよ。」が、「交通広告グランプリ2025」の駅ポスター部門で最優秀部門賞を受賞したのだ。
このポスターは、若手クリエイターである丸山優河さんと竹内駿さんが手がけたもの。二人は「朝日広告賞」への応募をきっかけに、ベルマーク運動の魅力を多くの人に伝えたいという思いから制作に取り組んだ。
ポスターの特徴は、2つの赤いベルマークを人の目に見立てたデザイン。シンプルながらも力強いビジュアルと「良い行いは、きっと誰かが見ているよ。」というキャッチコピーが見る人の心に響く。丸山さんは「目は人が本能的に注意を向けやすく、気持ちを汲み取るのに大切なパーツ」と、そのコンセプトを語る。
ベルマーク運動は1960年に「へき地校支援」を目的に始まり、現在では約2万5,500校・団体が参加。累計300億円を超えるベルマーク預金を集め、50億円以上の援助を実現してきた。この運動を支える朝日新聞社は、今後も財団の活動を支援していく方針だ。
今回の受賞作品は、昨年10月にJRの新宿駅、渋谷駅、両国駅で掲示された。応募作1654点の中から選ばれた栄誉ある一作となり、社会貢献活動の新たな発信方法として注目を集めている。
ベルマーク運動は、小さなマークを切り取るという簡単な行動から始まる。しかし、その影響は大きく、教育環境の平等化や災害被災地支援にまで及ぶ。このポスターは、そんな身近にある社会貢献の形を、多くの人々に再認識させる役割を果たしているのかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001932.000009214.html