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能登半島地震被災の工芸作家7名に希望の光!「工芸みらい基金」が34万円超の初回助成を決定

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報道発表
プレスリリースより

石川県金沢市に拠点を置く公益財団法人ほくりくみらい基金が、令和6年能登半島地震で被災した工芸作家を支援する「工芸みらい基金」の初回助成先を発表した。7名の作家に総額34万8,660円の助成が決定し、被災地の工芸文化復興に向けた第一歩が踏み出された。

この基金は、2025年1月に開催された「第二回 令和6年能登半島地震工芸作家チャリティーオークション」の収益の一部を原資としている。全国の工芸作家が作品を提供し、被災地の復興を願って行われたこのオークションは、2年連続の開催となった。

助成金の使途は、漆器や陶芸の制作再開に必要な材料・設備の購入、被災により使用不能となった道具の更新、作業場の修繕など多岐にわたる。これらの支援により、被災した作家たちの創作活動再開が後押しされることが期待される。

ほくりくみらい基金の永井三岐子代表理事は、「工芸は地域の文化と人々の暮らしを支える大切な営みです。被災された作家の方々が再び作品を生み出すことで、地域の誇りやつながりも少しずつ戻っていくと信じています」とコメントし、助成が復興の第一歩となることへの期待を示した。

なお、ほくりくみらい基金は令和6年能登半島地震発生直後から、被災地で復興支援を行う団体への活動支援を積極的に展開してきた。「令和6年能登半島地震 災害支援基金」では80団体に総額2,164万円、「つづける支援活動助成」では11団体に総額3,049万円の助成を行うなど、被災地の復興に向けた取り組みを継続的に支援している。

工芸みらい基金の次回公募の詳細は、ほくりくみらい基金のウェブサイトで発表される予定だ。被災地の工芸文化復興に向けた支援の輪が、今後さらに広がることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000111908.html