野球ファンにとって見逃せないアート展が、北海道北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOで開催される。ミューラルアートカンパニーOVER ALLsが手がける「OVER ALLs展」だ。2025年8月13日から9月30日までの期間、北海道日本ハムファイターズの現役選手10名を描いた迫力のキャンバスアートが展示される。

展示されるのは、伊藤大海投手や清宮幸太郎選手など、ファイターズを代表する10選手の姿。それぞれF50サイズ（1167mm×910mm）の大型キャンバスに、OVER ALLsのアーティストが魂を込めて描き上げた。特筆すべきは、これらの作品がすべて試合中に制作されたという点だ。観客の熱気や選手たちの躍動感が、そのままキャンバスに刻み込まれているのだ。

OVER ALLsと言えば、エスコンフィールドHOKKAIDO内「TOWER 11」に、ダルビッシュ有投手と大谷翔平選手の壁画を手がけたことで知られる。その実力は、「ART BATTLE JAPAN 2018」でチャンピオンに輝いたメインアーティスト山本勇気の腕前からも伺える。

本展の見どころは、単なる選手の肖像画ではなく、試合の臨場感や選手の魂までも表現しようとする、OVER ALLsの独自のアプローチだ。各作品には、制作時の空気感や歓声までもが封じ込められているという。

展示は試合日限定で行われ、観戦チケットまたは入場券が必要となる。また、展示作品は現地での販売も予定されており、各1点120万円（税込・送料別途）で購入可能だ。ファイターズファンはもちろん、アート愛好家にとっても見逃せない機会となりそうだ。

OVER ALLsは「ミューラル（壁画）の力で、人々を表現者に変える」ことを目指し、全国各地で活動を展開している。今回の展示も、スポーツとアートの融合という新たな表現の形を提示するものとなるだろう。

野球の熱気とアートの感動が融合する「OVER ALLs展」。エスコンフィールドHOKKAIDOで繰り広げられる、この夏最大の文化イベントをお見逃しなく。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000034561.html