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YouTubeで話題沸騰!「ほんタメ文学賞」が新感覚ミステリーを発掘

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報道発表
プレスリリースより

人気YouTubeチャンネル「ほんタメ」が主催する第9回ほんタメ文学賞で、三日市零氏の『魔女の館の殺人』がたくみ部門大賞を受賞した。本作は、脱出ゲームと推理小説を融合させた新感覚ミステリーとして注目を集めている。

「ほんタメ」は、教育系YouTuberのヨビノリたくみさんと女優の齋藤明里さんがMCを務める本好きのためのエンタメ情報バラエティチャンネル。登録者数14.3万人を誇る人気チャンネルで、半年に一度開催される「ほんタメ文学賞」は、ミステリーと純文学・エンタメの2部門で構成されている。

大賞を受賞した『魔女の館の殺人』は、山奥の洋館を舞台に繰り広げられる怪奇殺人事件を描いたミステリー小説だ。特筆すべきは、本書に随所に挿入された「謎解き問題」。読者は主人公たちと共に、制限時間内に館から脱出できるかどうかに挑戦できる仕掛けが施されている。

著者の三日市零氏は、『復讐は合法的に』などの〈合法復讐屋エリス〉シリーズで知られる新進気鋭の作家だ。実は『魔女の館の殺人』が初めて執筆した小説であり、コロナ禍での自粛期間中にスマートフォンでメモを取り始めたことがきっかけだという。わずか半年で16万語の小説を完成させた驚異的な執筆スピードも話題を呼んでいる。

本作は、理系と文系の大学生コンビが挑む「リアル謎解きミステリー」として描かれており、読者を飽きさせない展開が魅力だ。脱出ゲーム好きな著者ならではの緻密な謎解き要素と、ミステリーファンを唸らせる巧みなプロットが高く評価された。

『魔女の館の殺人』は、2025年5月15日に文庫版で発売予定。定価880円(税込)で、ハーパーコリンズ・ジャパンから刊行される。ミステリーファンはもちろん、謎解きや脱出ゲームを楽しむ読者にとっても、新たな読書体験を提供してくれる一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000004274.html