盛岡駅に7.3m×3.3mの巨大アートバナーが出現!異彩を放つ作家の作品で秋の岩手を彩る
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岩手県盛岡市の玄関口、JR盛岡駅在来線コンコースに、目を見張るような巨大アートバナーが登場した。横約7.3m×縦約3.3mという圧巻のサイズで、駅を訪れる人々の目を楽しませている。
このアートバナーは、株式会社ヘラルボニーとJR東日本盛岡支社が共同で実施する取り組みの一環だ。ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025」で「JR東日本賞」を受賞した作品「つながる風景」が、駅コンコースの壁面を彩っている。
作者の生田梨奈子氏は、幼少期からものづくりに親しみ、9歳の時にユーラシア大陸を列車で横断した経験が創作活動に大きな影響を与えたという。本作品は、6cm×18cmの紙やすりに描かれた10枚の作品を組み合わせたもので、友人のイメージや音楽からインスピレーションを得て制作されている。
さらに、この取り組みは駅構内にとどまらない。新幹線のグランクラスアテンダントやホテルメトロポリタン盛岡のスタッフが、生田氏の作品をあしらったスカーフやネクタイを着用し、訪れる人々をおもてなしする。アートが駅全体に広がり、盛岡の新たな魅力を創出している。
ヘラルボニー代表取締役の松田文登氏は、「通り過ぎる一瞬が"特別な瞬間"に変わること、旅や暮らしの風景に小さな驚きと喜びをお届けできれば幸い」とコメントしている。
この取り組みは、2025年9月から11月までJR東日本が「重点共創エリア」として指定する岩手県で展開される。アートとまちづくりを融合させ、誰もが暮らしやすい共生社会の実現を目指す、新しい試みとして注目を集めている。
盛岡駅を訪れる際は、この圧巻のアートバナーを見逃さないようにしよう。日常の風景に彩りを添える、新しい盛岡の表情を体感できるはずだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000454.000039365.html