「ハンガリーの静謐な瞬間」モノクロ写真で紡ぐ60年の軌跡 - 田崎龍一氏の渾身作50点が東京に集結
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アイデムフォトギャラリー[シリウス]にて、写真家・田崎龍一氏による特別展「ハンガリー モノクロ寸景」が2025年9月11日から17日まで開催される。本展では、田崎氏が2004年から2024年にかけて撮影したハンガリーの風景や人々の姿を、モノクロームで表現した50点の作品が展示される。
田崎氏は1989年以降、幾度となくハンガリーを訪れ、その魅力を写真に収めてきた。今回の展示では、カラー写真をモノクロームに変換し、1対1のスクエアサイズにリフレームすることで、新たな視点から作品を再構築。この手法により、ハンガリーの持つ独特の空気感や時間の層が際立ち、静謐な白と黒の世界が生み出されている。
展示作品には、首都ブダペストの歴史的街並みや雄大な自然、地方都市の佇まい、そして人々の素朴な表情が収められている。各作品にはキャプションと使用カメラ名が添えられ、鑑賞者の理解を深める工夫が施されている。
田崎氏は「ハンガリーという国の歴史、文化、そして人々の佇まいには、どこか懐かしく、普遍的な感情が宿っています」と語る。この展示を通じて、遠い国の日常の断片が鑑賞者自身の記憶や感情と重なり合うことを期待している。
本展は駐日ハンガリー大使館、リストハンガリー文化センター、日本ハンガリー友好協会の後援を受けており、日本とハンガリーの文化交流の一端を担う意義深いイベントとなっている。
写真歴60年を誇る田崎氏は、日本ドナウフォトクラブ会長や日本ハンガリー友好協会理事を務めるなど、日本とハンガリーの架け橋として長年活躍してきた。その経験と視点が凝縮された本展は、写真愛好家はもちろん、異文化に興味を持つ多くの人々にとって見逃せない機会となるだろう。
展示会の詳細や最新情報は、アイデムフォトギャラリー[シリウス]の公式サイトやFacebookページで確認できる。写真を通じて紡がれる国際交流の物語に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001582.000002663.html