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ボイルドエッグズ新人賞が復活!三浦しをん氏と小嶋陽太郎氏が審査員に就任

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報道発表
出身作家も大活躍中(プレスリリースより)

作家エージェント・ボイルドエッグズが主催する「第28回ボイルドエッグズ新人賞」の募集が開始された。今回の審査員には、人気作家の三浦しをん氏と小嶋陽太郎氏が就任することが発表され、文学界に新たな風を吹き込むことが期待されている。

三浦しをん氏は、第1回から第7回まで選考に携わった経験を持つベテラン審査員だ。「愛情と理性のバランスを取り、心をこめて書いた一作を、ぜひお送りください」と、応募者へ熱いメッセージを送っている。一方、小嶋陽太郎氏は今回初めて選考に参加する。「緻密さやヤケクソや熱量や脱力やその他諸々、様々な作者の方の感覚に出会えることを、いち読者として楽しみにしております」と、新鮮な視点での審査に期待が高まる。

ボイルドエッグズ新人賞は、1999年に設立された作家エージェント・ボイルドエッグズが創設した文学賞だ。過去には万城目学氏の『鴨川ホルモー』が大賞を受賞し、大ヒットを記録。その後も多くの才能ある作家を輩出してきた。

特筆すべきは、2013年から導入された「競争入札制度」だ。受賞作は改稿を経た後、複数の出版社による競争入札にかけられる。この制度により、作家と情熱ある編集者のマッチングが実現し、尾崎英子氏や小嶋陽太郎氏など、多くの新人作家が活躍の場を広げている。

今回の新人賞には、18の出版社が参加。うち9社が初参加となり、新人作家の発掘に向けた業界の熱気が感じられる。応募期間は2025年7月1日から2026年4月30日まで。文学界の新星発見に向け、期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000157010.html