東京都港区が2027年11月に開館予定の新たな文化芸術拠点「港区立みなと芸術センター」（愛称：m∼m（むーむ））のシンボルマーク作成者を募集している。この施設は、区の文化芸術の中核拠点として、鑑賞、参加、創造活動の推進や人材育成、多様性の醸成を目指す。

施設の概要によると、約600席のプロセニアム形式の劇場や100席の可動式観覧席を備えたホール、スタジオ、多目的ルームなどが設置される予定だ。所在地は東京都港区浜松町二丁目で、指定管理者には公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団を代表とするみなと文化パートナーズが選ばれている。

シンボルマーク作成の業務委託は、プロポーザル方式で選考が行われる。履行期間は2025年11月中旬以降の契約締結日から2026年3月31日まで。事業規模は税込5,505,000円程度を予定している。選考は書類審査とプレゼンテーション・ヒアリングの2段階で実施され、2025年11月中旬以降に結果が公表される見込みだ。

施設の愛称「m∼m（むーむ）」には、港区と個人の結びつき、無限の可能性、人々の関わりと水辺のある港区の情景を表現する意味が込められている。この愛称を踏まえたシンボルマークの制作が求められている。

また、開館2年前となる2025年11月30日には、ニッショーホールでプロローグイベントの開催が決定。港区長や著名人によるトーク、音楽家のライブパフォーマンス、VR体験、ワークショップなど、多彩なプログラムが予定されている。

港区立みなと芸術センター「m∼m」の開館に向けて、文化芸術の新たな拠点づくりが着々と進行している。シンボルマーク作成への応募や詳細については、港区のホームページで確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000140793.html