2025年大阪・関西万博に向けて、革新的なプロジェクトが世界的な注目を集めている。西尾レントオール株式会社が特別協賛する「どこでも万博」プロジェクトが、第1回万博イノベーションアワードのソーシャル・イノベーション部門で栄えある賞を受賞した。この国際的な賞は、博覧会国際事務局（BIE）と世界産業社会進歩研究所（GISPRI）が共同で創設したもので、今回が初の開催となる。

「どこでも万博」は、場所や身体的な制約に関わらず、誰もが万博に参加し未来を共創できる機会を提供するプロジェクトだ。特に、病院にいる子どもたちがリモート技術を使って万博会場をリアルタイムに体感し、現場と交流できる点が高く評価された。このプロジェクトは、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に大きく貢献すると期待されている。

受賞のポイントとして、意識向上や地域社会への関与促進など、万博会期中だけでなく会期後も社会に永続的な影響を与える可能性が認められた。また、このプロジェクトで開発されたテクノロジーやノウハウは、万博期間後もスペシャルキッズの世界に向けた多くの体験のために活用される予定だ。

この受賞は、9月7日に開催された「愛・地球博20周年記念イベント」内でも発表され、大きな注目を集めた。万博イノベーションアワードは、技術イノベーションとソーシャル・イノベーションの2つの分野から優れたイノベーションを選出しており、「どこでも万博」はその中でも特に社会貢献性の高いプロジェクトとして認められた。

2025年の大阪・関西万博に向けて、このような革新的なプロジェクトがますます増えていくことが期待される。「どこでも万博」の成功は、テクノロジーを活用した社会課題解決の新たな可能性を示すものとして、今後も注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000067685.html