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高校生の挑戦!オーチスのSTEMプログラムで自然災害対策のモビリティ革命を目指す

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報道発表
プレスリリースより

エレベーター業界大手のオーチスが、次世代を担う高校生たちのSTEM教育を推進する画期的なプログラム「Made to Move Communities」の新たな取り組みを開始した。今年のテーマは「自然災害時のモビリティ・ソリューション」。18の国と地域から200人以上の生徒が参加し、人工知能とSTEMスキルを駆使して、災害時のコミュニティ支援に革新的なアイデアを提案する。

近年、気候変動の影響で自然災害の頻度が増加し、その被害も深刻化している。このプログラムは、そうした社会課題に対して、高校生たちの柔軟な発想力とテクノロジーを融合させ、新たなソリューションを生み出すことを目指している。参加者たちは、オーチスの150人以上のメンターのサポートを受けながら、自然災害発生時に人々とコミュニティを支援する革新的なモビリティ・ソリューションの開発に挑戦する。

日本からも2チームの参加が予定されており、高校生たちのアイデアが世界に羽ばたく可能性を秘めている。参加希望者は、オンラインフォームからアイデアを提出し、日本オーチスの審査を経て、アジア太平洋地域大会への出場権を競うことになる。

このプログラムは単なるコンテストではない。参加者たちは、社会課題への理解を深め、チームワークや問題解決能力を磨きながら、将来のキャリアにつながる貴重な経験を積むことができる。実際に、過去の参加者の中からオーチスに入社した例もあり、業界の未来を担う人材育成の場としても機能している。

オーチスの最高コミュニケーション責任者であるランディ・タンゲイ氏は、「このプログラムを通じて、生徒たちがSTEMの力を実感し、将来のキャリア形成にも繋げていただければ」と期待を寄せている。

Made to Move Communitiesプログラムは、2020年の開始以来、1,000人以上の生徒が参加し、STEM教育支援のため125万ドル以上の助成金を世界の学校に提供してきた。今年のプログラムを通じて、どのような革新的なアイデアが生まれ、未来のモビリティ社会がどう変わっていくのか、大いに注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000020254.html