アートで磨く「考える力」!福岡発の新プロジェクト「CAW LAB」が社会人の成長を後押し
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福岡市の株式会社明治産業が、社会人の「考える力」を育むユニークなプロジェクト「CAW LAB:Collaborative Art Workshop LAB」を2025年10月から始動する。このプロジェクトは、アートを通じて社会人に必要な「レジリエンス」を養うことを目的としており、福岡市内の文化拠点を舞台に全6回のトークイベントとワークショップを展開する。
近年、正解が一つではない社会課題に直面する中、企業は社員の「自分の考えを深め、課題を発見し、突破する力」を重視している。CAW LABは、アーティストの創作プロセスにこそ、この力を育むヒントがあるという視点から生まれた。
プログラムは多岐にわたり、演劇、ダンス、映像制作など様々なアートの手法を用いる。例えば、「起業家のための演劇×クリティカルシンキングワークショップ」では、参加者の実体験を演劇化することで客観的な分析力を養う。また、「新規事業担当者のための演劇×インスピレーションワークショップ」では、フィクションを通じて柔軟な発想力を鍛える。
注目すべきは、各ワークショップの講師陣だ。岩井秀人氏(演出家)、PUYEY(演劇的パフォーマンスユニット)、バストリオ(パフォーマンス作品を制作するコレクティブ)など、第一線で活躍するアーティストたちが指導にあたる。
このプロジェクトは、単なるビジネススキル向上にとどまらない。アートを「観る」だけでなく「参加する」ことで、組織開発やまちづくり、地域活性化など、社会に生きる私たちに必要な新たな視点を提供する。また、地域企業がアートを介して社会人の学びを支援する取り組みとして、公益社団法人企業メセナ協議会からも高い評価を受けている。
参加費は無料で、一部のプログラムは見学のみの参加も可能。福岡の文化創造の拠点「Artist Cafe Fukuoka」や「Fukuoka Growth Next」などで開催されるため、地域の文化振興にも一役買うことが期待される。
先の読めない時代に必要な「考える力」。アートの力を借りて、その扉を開く。CAW LABは、福岡から始まる新しい学びの形を提案している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000153347.html