高校生の情熱が形に!「AWARAんぴっく」ロゴに込められた地域愛と創造力
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福井県あわら市の新しい市民参加型スポーツイベント「AWARAんぴっく」のロゴデザインに、県立金津高校美術部の3年生2人が挑戦した。半年間の制作過程を経て完成したロゴには、高校生ならではの感性と地域への思いが詰まっている。
ロゴを手掛けたのは、原唯月さんと開高愛佳さん。原さんは細かい絵を得意とし、温かみのある老若男女の姿を描いた。「地域でみんなで楽しめて、連帯感が深まるように」という思いを込め、家族をモチーフにしたという。一方、開高さんはデジタル作画が得意で、オリンピックをもじったデザインや、あわらの「A」をトラックに見立てたロゴなど、3種類の案を提出した。
制作過程では、イベントのイメージをロゴに直結させることの難しさに直面。「地域性とスポーツ性のバランスが難しかった」と2人は口を揃える。市役所からの依頼という性質上、自由に描くのとは違う難しさも経験した。
完成したロゴには、エネルギー溢れる表現や人の手の温かさが感じられる。それは高校生のまちへの思いが形になった証だ。市のAWARAんぴっく担当者は「自分が描いたものが世に出るという経験をしてほしかった」と、若者のチャレンジを後押しする姿勢を見せた。
このロゴは今後、イベントポスターとして街中や会場で目にすることができる。2025年10月5日に開催予定の「AWARAんぴっく」。トリムパークかなづを会場に、市民が一体となって楽しめるスポーツの祭典となりそうだ。
高校生の創造力と情熱が詰まったロゴは、あわら市の新たなシンボルとして、市民の心に刻まれていくことだろう。手描きの線のぬくもりに、地域の未来を担う若者たちの思いを感じ取ることができるはずだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000293.000055664.html