GINZA SIXで吉野杉が芸術に変貌!世界的アーティスト6名が手掛ける「A Tree」プロジェクト第二弾始動
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銀座の大型商業施設GINZA SIXで、吉野杉を主役にしたアートプロジェクト「A Tree」の第二フェーズが始動した。2025年秋から2026年春にかけて、国内外で活躍する6名のアーティストによる作品が順次展開される。
本プロジェクトは、設計事務所DAIKEI MILLSの中村圭佑氏が監修。「一本の木が家具となり建築となる」そのプロセスを、多角的に表現していく。第二フェーズでは、Siin Siin、KUO DUO、Rio Kobayashi、Fabien Cappello、Max Lamb、Faye Toogoodという6名の著名アーティストが参加。それぞれが吉野の地を訪れ、その土地の自然や文化からインスピレーションを得た作品を制作する。
第一弾として、10月31日から日本のSiin Siinと韓国のKUO DUOによる展示がスタート。Siin Siinは、明治期に植林された吉野杉を用い、林業の歴史と現代技術の融合を表現。一方KUO DUOは、森に残された切り株をモチーフに、「KIRI KABU」と名付けた彫刻的な家具コレクションを展開する。
続く第二弾では、イギリスのRio KobayashiとメキシコのFabien Cappelloが参加。最後の第三弾では、イギリスのMax LambとFaye Toogoodが作品を披露する予定だ。
このプロジェクトでは、東京のデザインレーベルE&Yがデザイナーのキュレーションや製作マネジメントを担当。また、吉野林業を継承する豊永林業と大谷木材が協力し、各アーティストの作品制作をサポートする。
GINZA SIXの公式サイトでは、中村圭佑氏のインタビュー記事や、吉野杉の伐採から製材までの過程を捉えた動画も公開中。3年間に及ぶこのプロジェクトを通じて、自然と都市、アートと暮らしの新たな接点が生み出されることが期待される。
吉野杉の魅力を再解釈した作品が、GINZA SIXの3F〜5Fの中央吹き抜け周りのレストスペースに展示される。訪れる人々に、木材の持つ可能性と芸術性を体感させる空間が広がることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000138594.html