83歳の巨匠が魅せる「もの」の本質 - フィリップ・ワイズベッカー展「View points」が外苑前で開催
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フランス人アーティスト、フィリップ・ワイズベッカーの約1年ぶりとなる展覧会が、東京・外苑前の「GALLERY CLASKA」で開催される。2025年10月31日から11月23日まで行われる本展「View points」では、「もの」の本質を独自の視点で追求し続けるワイズベッカーの最新作を中心に、60点以上の作品が展示される。
83歳を迎えた今も精力的に制作を続けるワイズベッカーは、様々な角度から対象の存在を捉え、表現することで知られている。本展では、繊細かつ精巧な作品の数々を通じて、彼の独特な視点と表現力を堪能することができる。
展示予定作品には、「CLAIR OBSCURE-Ⅰ」や「VESSEL」、「ESORT SHIP」などが含まれ、それぞれがワイズベッカー特有の洞察力と技巧を示している。また、本展に合わせて、2014年から2024年にかけて書き溜めたオブジェの日記を一冊にまとめた『DIARY』の発売も予定されている。
ワイズベッカー氏は展覧会初日の10月31日に来日し、同日14時から16時までサイン会も予定されている。これは、ファンにとって貴重な機会となるだろう。
1942年生まれのワイズベッカーは、フランス国立高等装飾美術学校を卒業後、ニューヨークで活動を開始。広告やエディトリアルのイラストレーション制作で名を馳せた後、2006年にフランスに帰国し、本格的にアートワークの制作を始めた。日本との縁も深く、2002年には京都のヴィラ九条山に滞在経験もある。
「GALLERY CLASKA」は東京都港区南青山にあり、水曜から日曜の12時から17時まで開館している。本展は現代アートファンはもちろん、デザインや広告に興味がある方にもおすすめの展覧会だ。ワイズベッカーの独自の世界観に触れる絶好の機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000147529.html