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ショパンコンクールで快挙!河合楽器のピアノ『SK-EX』使用者が上位入賞

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報道発表
プレスリリースより

世界的に権威あるピアノの祭典、第19回ショパン国際ピアノコンクールで、河合楽器製作所のShigeru Kawaiフルコンサートピアノ『SK-EX』を使用した演奏者が上位入賞を果たした。この結果は、日本の楽器メーカーの技術力と音楽性が世界レベルで認められた証といえるだろう。

コンクールは10月2日から23日までポーランドで開催され、世界中から集まった84名の若手ピアニストが腕を競い合った。厳しい審査を勝ち抜いた11名によるファイナルステージでは、『SK-EX』を選んだ3名の演奏者が高い評価を得た。中国のズートン・ワンさんが第3位、ポーランドのピオトル・アレクセヴィチさんとマレーシアのヴィンセント・オンさんが共に第5位に輝いたのだ。

河合楽器製作所は1985年の第11回大会から公式ピアノとしてこのコンクールに参加しており、今回も5社の中の1社として採用された。『SK-EX』は1次審査で21名、2次審査で11名、3次審査で6名のコンテスタントに選ばれ、その実力を存分に発揮した。

『SK-EX』は2001年に発表されたフラッグシップモデルで、「世界一のピアノづくり」を目指す河合楽器の技術の粋を集めている。厳選された材料と伝統的な手作り工程で生産され、新素材を採用した革新的なアクションにより、高い連打性と安定したタッチ感を実現。繊細で伸びやかなピアニッシモから力強く輪郭のはっきりした響きまで、幅広い表現力を持つ。

今回のコンクール結果は、『SK-EX』の優れた音楽性と演奏性が世界の舞台で認められたことを示している。河合楽器製作所は、この経験を活かし、ピアニスト一人ひとりの音楽の可能性をさらに広げるべく、ピアノ演奏の環境づくりとサポートに一層注力していくという。

ショパン国際ピアノコンクールは5年に一度開催される世界最高峰のピアノコンクールの一つだ。フレデリック・ショパンの作品のみを課題曲とし、若手ピアニストの技術と音楽性を競う。今回の結果は、日本の楽器メーカーの技術力が世界に認められた瞬間であり、クラシック音楽ファンのみならず、日本のものづくりの未来に希望を与える出来事といえるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000045724.html