写真家・野村恵子が沖縄の海と光で紡ぐ「生と死」の物語、キヤノンギャラリーSで写真展開催


キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、東京・品川のキヤノンギャラリーSにて、写真家・野村恵子氏による写真展「龍宮」を2026年3月26日から5月11日まで開催する。入場は無料で、沖縄の海と光をテーマにした約100点の作品が展示される予定だ。
野村氏は2020年に東京から自身のルーツである沖縄へ移住し、自然と寄り添う暮らしの中で創作活動を続けてきた。本展では、沖縄で撮影した近年の作品を中心に、1990年代後半から現在に至るまでの作品群を展示する。古来より島に息づく海の神・龍神の伝承や、死者が還る理想郷とされる「ニライカナイ」への憧憬を手がかりに、生命の循環と祈りを見つめた作品となっている。
野村氏の表現の根底には常に「生と死」というテーマが存在し、それは二項対立ではなく互いに分かちがたく結びついたものとして捉えられてきた。沖縄移住後、その表現の輪郭はいっそう明確になり、「青」の光の中に生と死、祈り、そして島に刻まれた時間の層を掬い上げようとしている。展示作品はすべてキヤノンのプリンターimagePROGRAF PROシリーズでプリントされる。
会期中には3つのイベントも予定されており、3月28日にはキュレーターの柿島貴志氏を迎えたギャラリートーク、4月1日には音楽家の宮沢和史氏とのトークイベント、4月25日には編集者の安東嵩史氏とのギャラリートークが開催される。特に宮沢氏とのトークイベントは定員60名の事前申込制となっており、2月13日午前10時から公式ホームページで受付が開始される。
野村氏は日本写真協会新人賞や東川賞新人作家賞、林忠彦写真賞など数々の受賞歴を持つ写真家で、2023年からは非営利の写真教育団体「New Photographers Okinawa」およびインデペンデントプレス「Thomas Press」の代表も務めている。会場はJR品川駅港南口から徒歩約8分、開館時間は10時から17時30分で、日曜日・祝日と5月3日から6日は休館となる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001362.000013943.html