AI model、戦略投資家と資本提携で資金調達を実施 生成AIクリエイティブの事業実装を本格化へ


生成AI技術を活用したクリエイティブソリューションを提供するAI model株式会社が、プレシリーズBラウンドにおいて第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の資金調達では、SBIインベストメント株式会社をはじめ、キヤノンマーケティングジャパン株式会社とグローバル・ブレイン株式会社が共同設立したCVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」、三菱UFJキャピタル株式会社、パナソニック株式会社とSBIインベストメント株式会社による「PC‐SBI投資事業有限責任組合(パナソニックくらしビジョナリーファンド)」、株式会社三洋物産、宮銀ベンチャーキャピタル株式会社などが引受先となった。
本ラウンドは前回に続き、同社事業と強いシナジーを持つ事業会社や金融機関、CVCからの戦略的な資本参画を中心とした調達となる。調達した資金により、プロダクト開発や導入体制、ガバナンス体制を一段と強化し、TVCM・広告・ブランディングを中心としたマーケティング領域の事業変革を、より多くの企業や業界へ展開していく方針だ。
「作れる生成AI」から「成果につなげる生成AI」へ
生成AIの普及により、広告やEC、SNS、店頭などあらゆる顧客接点でクリエイティブの量産と高速PDCAが求められている。しかし現場では「品質が担保できない」「ブランド表現が揺れる」「権利・倫理・類似性の不安が残る」「業務フローに組み込めない」などの理由で、PoC止まりになるケースが少なくない状況だ。
AI modelは独自開発の生成AI技術を基盤に、企業専用のAIモデルやAIタレント生成から、TVCM・広告・EC・カタログ・店頭サイネージまで、目的に応じたクリエイティブ生成と運用を一気通貫で支援してきた。近年は生成AIクリエイティブの運用を支えるクラウド基盤「A/CLOUD」を中心に、事業部を横断して業務全体を支える仕組みの整備を進めている。
戦略投資家との連携で事業シナジーを加速
今回参画した投資家との連携により、同社は単なるツール提供に留まらず、制作・運用・配信などを含めた事業実装を加速させる。具体的には、イメージングや制作領域の知見を活かした生成・運用の高度化、大企業ネットワークや販売チャネルとの連携による導入企業の拡大、生活者接点を含む多様な領域でのユースケース創出、権利・倫理・類似性を含む安心して活用できる市場基盤整備の強化などを推進していく計画である。
同社は投資家やパートナーと共創しながら、業界標準となる生成AIクリエイティブ基盤を構築していく考えだ。また、AIがクリエイターやモデル、タレントの仕事を一方的に代替するのではなく、共創によって新しい機会を生み出し、創造性の裾野を広げることを目指している。同社は「一般社団法人AIモデル普及推進協会」を設立し、ガイドライン策定や透明性の確保を通じて、利用企業が安心して活用できる基盤整備にも取り組んでいる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000097252.html