【40年ぶり公開】写真界の巨匠・奈良原一高の幻のシリーズが福井で蘇る


福井県あわら市の金津創作の森美術館で、戦後日本を代表する写真家・奈良原一高の受贈記念展「アートドキュメント2025 時空の旅 奈良原一高の写真」が2026年1月17日から3月8日まで開催される。本展は、2020年度に遺族から寄贈された貴重な作品153点を記念して企画されたもので、約90点の代表作を一堂に展示する北陸初の大規模展覧会となる。
最大の見どころは、1986年の個展以来約40年ぶりに公開されるシリーズ「デジタル・シティ ヒューストン」だ。長年未公開だったこの作品群が、今回特別に展示されることで、写真ファンにとって見逃せない機会となっている。
奈良原一高は1931年生まれ、2020年に逝去した写真芸術の巨匠である。1956年の初個展「人間の土地」で強烈なデビューを果たし、1958年発表の「王国」で日本写真批評家協会新人賞を受賞した。その後ヨーロッパやアメリカで活動を展開し、「ヨーロッパ・静止した時間」「消滅した時間」「ヴェネツィアの夜」などの名作を次々と発表した。人間と文明、光と時間を深い思索と詩情で描いた世界観は、国内外から高い評価を得ている。
展覧会は金津創作の森美術館のアートコア、ミュージアム-1、ギャラリーで開催され、時空を超えた視点で捉えられた人間の存在や都市の表情に迫る作品世界を堪能できる。開館時間は10時から17時まで(最終入場16時30分)で、月曜日は休館(祝日は開館、翌平日休館)となる。観覧料は一般600円、65歳以上・障がい者300円、高校生以下は無料だ。
詳細は金津創作の森美術館の公式ホームページ(https://sosaku.jp/event/2026/art-document/)で確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000055664.html