伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』が「キノベス!2026」第8位に!話題の帯文言「夫は死んだ。私が殺したのだ」の真相とは


伊坂幸太郎のデビュー25周年を記念した書き下ろし長編ミステリー『さよならジャバウォック』が、「キノベス!2026 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30」の第8位にランクインした。本の目利きである紀伊國屋書店スタッフの熱い支持により選出された本作は、双葉社から刊行されている。
本作は発売前から話題を呼んでいた。約2週間前、あるXユーザーが「本の帯だけ夜道に落ちていた」と投稿し、そこに記載されていた「夫は死んだ。死んでいる。私が殺したのだ。」という衝撃的な帯文言が注目を集めた。この投稿を見た人々から「穏やかではありませんね…」「どうかフィクションであれ」「伊坂さん、まさか連れ去られた!?」といったコメントが相次ぎ、半ば大喜利状態となって盛り上がりを見せた。
物語は不穏な「夫殺し」の場面から始まる。結婚直後の妊娠と夫の転勤をきっかけに、夫は別人のように冷たくなった。暴言に耐えながら息子を育ててきた主人公・量子だったが、ついに暴力をふるわれる。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。途方に暮れていたところ、大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてくるという展開だ。
読者からは「あの1行には泣かされました」「霧が晴れるように、思いもよらない結末が眼前に現れる。改めて小説の凄みを感じさせてくれる一作」「伊坂さんらしく、クールでニヤリとさせられる。そして、いつの間にか騙されている。こういう物語を待っていたんだ!!」など、ただのミステリーではないことを想起させる感想が数多く寄せられている。数々の謎と違和感を引き連れて、全く想像のつかないラストに辿り着く構成が高く評価されているようだ。
著者の伊坂幸太郎は「デビュー25周年ということで、力を入れていたのでキノベスのランクイン、とても嬉しいです! 励みになります」と喜びのコメントを寄せた。「キノベス!2026」に選出された10位内の作品は、一部店舗を除き、2月1日より全国の紀伊國屋書店でフェアが開催される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000929.000014531.html