カーボンファーミングで脱炭素を実現、Green Carbonがサステナブルガストロノミーアワード受賞


Green Carbonがアグリ部門受賞
Green Carbon株式会社は、2026年2月10日に開催された「第1回サステナブルガストロノミーアワード」のアグリ部門を受賞した。本アワードは、生産から消費までを捉えたフード・アグリテック領域の先進的な取り組みを評価・表彰するもので、Green Carbonが推進する国内外のカーボンファーミングおよびカーボンクレジット創出の取り組みが評価されての受賞である。
サステナブルガストロノミーの取り組み
サステナブルガストロノミーは、環境・社会・文化に配慮しながら、次世代へと受け継がれていく持続可能な食文化を指す考え方で、国連もSDGs達成に向けた重要な取り組みとして位置づけている。本アワードは、こうした考え方を実際に行動に移している取り組みに光を当て、「新規性」「社会へのインパクト」「食文化への貢献度」の3つの観点から、多角的に審査を行っている。
カーボンファーミング事業の内容
Green Carbonの国内事業では、2024年8月に東京都主催の「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」に採択され、東京都内における農業由来の炭素吸収モデルの確立を目指した実証を開始している。具体的には、バイオ炭J-クレジット創出に向けた炭素貯留量・収量調査やカーボンファーミングによる炭素貯留量・収量調査を実施している。全国でも大学や事業会社と連携してカーボンファーミング(緑肥)の実証を推進しているところだ。
海外での展開と受賞の背景
海外ではベトナムにおいて、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)傘下の東南アジア地域農学高等教育研究センター(SEARCA)と連携し、カーボンファーミング(農地貯留)のプロジェクトを推進している。農業×脱炭素×カーボンクレジット創出を掛け合わせた先進的な取り組みと、事業推進による社会的インパクトが包括的に評価され、受賞に至った。カーボンファーミングは、農地土壌への炭素貯留を促進する農業手法で、化学肥料の削減や有機物投入の増加などを通じて、大気中の二酸化炭素を土壌に固定する。これにより温室効果ガスの削減と同時に、土壌の肥沃度向上や水分保持能力の改善など、多面的な効果が期待されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000117956.html