201系電車の全貌を1冊に、懐かしき国電の歴史をイカロス出版が解説書を発売


ついに全線から姿を消した201系電車が再び注目を集める
国鉄201系電車は、1979年に試作車が落成し、最先端の省エネ技術「チョッパ制御」と窓まわりを黒くした斬新なデザインを引っ提げて登場した通勤型電車である。1981年に量産車が登場すると、中央線快速を皮切りに中央総武緩行線、東海道山陽緩行線に次々と新製投入された。しかし高額なチョッパ制御の採用により1018両の製造にとどまり、その後はコストダウン版の205系電車へと移行している。「オレンジ色の中央線」の象徴として長年活躍してきた201系は、首都圏では2011年の京葉線を最後に引退。2025年3月の関西本線(大和路線)の引退により、すべて姿を消した。ところが2026年3月にリニューアルオープンする青梅鉄道公園にクハ201-1が保存されることになり、再び注目を集めている。
201系の詳細な仕組みとディテールを豊富な写真で解説
イカロス出版株式会社が発売する『国鉄201系通勤型電車』は、ムック「鉄道車両メカニズム&ディテール」の第二弾として、2026年2月17日に発売される。巻頭企画では『J train』誌で取材したオレンジ色最後の10両貫通編成(T102編成)の取材写真を掲載。外観や車内のほか、乗務員室の写真も収録し、201系の基本となる登場経緯や国鉄で初採用となったチョッパ制御の仕組みを詳しく押さえている。さらに201系研究家の石田敦巳氏が首都圏201系のディテールや足跡を執筆し、201系を長年運転してきた元運転士の松本正司氏が当時の思い出を振り返る。本体価格3,000円(定価3,300円、税10%)、全160ページである。
保存公開を控えた201系をもう一度振り返るチャンス
首都圏から201系が引退して15年、全国から完全引退して1年が経過した今、青梅鉄道公園にて保存公開の準備が進むクハ201-1に注目が集まっている。本書は形式と番代、首都圏および関西圏の運用実績、さらには関連形式の203系直流通勤型電車も掲載。懐かしき国電の歴史と技術を改めて学ぶ絶好の機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007169.000005875.html