楽天ドローン、AI外壁調査サービス提供開始で作業時間48%削減


AI画像解析で外壁調査を効率化
楽天ドローン株式会社は、AI画像解析を活用したドローン外壁調査サービス「AI外壁調査」を2026年2月17日から提供開始する。これまで専門スタッフがドローンで撮影した膨大な画像を目視で確認していた外壁のひび割れ検出作業を、独自開発のシステムにより自動検出することで、業務の効率化を実現している。
従来比48%の作業時間削減を実現
本サービスは、可視光画像と赤外線画像を用いた画像解析作業により、外壁劣化箇所を検出する。可視光画像の解析ではAIが自動検出を行い、その後専門スタッフが目視確認を組み合わせることで信頼性を確保している。赤外線画像では温度差などの情報から内部浮きや含水などの内部劣化の可能性を分析し、最終的に劣化箇所を整理したプロット図と報告書を提供する。沖縄県那覇市の大型商業施設「パレットくもじ」での検証では、可視光画像の解析にかかる作業時間を約48%削減できると算出されている。
低コストで精緻な調査が可能に
平米単価150円(税抜)からという低コストな外壁調査サービスが実現した。楽天ドローンはこれまで、足場の設置が不要で高所作業の危険がないドローンを用いた撮影により、低コストかつ安全性の高い外壁調査サービスを提供してきており、2017年4月から2025年12月までの間に800棟以上の調査実績を有している。本システムは、こうした調査実績に基づくノウハウとデータを活用して開発された。必要に応じて建築士による監修をオプションで組み合わせることも可能である。
建築基準法12条点検などに対応
サービス対象は、建築基準法第12条に基づく定期報告(「12条点検」)や修繕前調査などを行いたいマンション管理会社、ホテルやビルのオーナー、不動産デベロッパーのほか、商業施設や学校、倉庫などの大型物件の所有者などである。今後は自社による撮影だけでなく、ドローンによる外壁調査を実施する企業に対して、本システムを活用した画像解析作業から報告書の作成までを行うサービス提供も予定している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002583.000005889.html