毒親の看取りに向き合う緩和ケア医が説く親の人生の最終段階


毒親だった母を看取った医師の経験を書籍化
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは2026年2月20日に『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』(岡山容子著)を刊行した。本書は、関係のよくない親をどう見送るかをテーマにした、毒親だった母を在宅で看取った医師による体験談と看取りの知識・知見を綴った一冊である。
40代から60代が直面する親の老いと死への不安を解消
親との関係がよくても不安になる人は多いが、関係のよくない親ならなおさら不安や怖い気持ちになるのは当然だ。本書は、このような方々に向けて書かれており、親の最期を考える際に「こうあるべき」という社会的規範や世間のイメージにとらわれる必要はないことを伝えている。親が死んだあとも、あなたの人生は続く。苦しんでしまったり、大きな後悔が襲ったりすることが少ないよう、あなたらしい別れ方を見つけるためのヒントが詰まっている。
訪問診療の専門家かつ僧侶である著者の視点
著者の岡山容子氏は、京都で訪問診療・緩和ケアに携わる医師であり、真宗大谷派で得度した僧侶でもある。医師として数多くの看取りに立ち会ってきた専門家でありながら、かつて「毒親」だった実の母を、長年の葛藤の末に看取った経験をもっている。このユニークな立場から、終末期における親子関係の複雑さと向き合い方について、実践的なアドバイスを提供する。
本書の内容と対象者
本書は第1章「距離を置いていた母と近づくとき」から第5章「できたら、親としておきたい人生会議」まで5章構成で、親の人生の最終段階に付き合うことの意味や、人はどのように亡くなっていくのかについて詳述している。親との関係がずっと悪く関わりたくない方、親が苦手で距離をとっている方、親の介護や看取りが不安な方など、複雑な親子関係を抱える40代から60代の読者に向けて書かれた実践的な一冊だ。
書籍情報
タイトルは『毒親を在宅で見送った緩和ケア医が伝える 関係のよくない親を看取るということ』。発売日は2026年2月20日で、ディスカヴァー・トゥエンティワンからの刊行。単行本(ソフトカバー)で232ページ、ISBN978-4799332498である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001537.000018193.html