城郭革命でわかる平和日本の誕生:NHK書籍化


戦国の乱世から泰平の世へ
戦乱に明け暮れた日本列島が、いかにして平和な社会へと変わっていったのか。その謎を城郭の変化から読み解く書籍が登場した。NHKスペシャル「戦国サムライの城」を書籍化した『新・戦国史 城から迫る乱世の終焉、泰平のはじまり』がNHK出版から2026年3月10日に発売される。
信長から家康へと続く城郭革命の実像を描いた本書は、安土城での令和の大発掘調査や名古屋城で進むAI分析、海外の最新研究成果を駆使しながら、「近世城郭誕生の秘密」に迫っている。科学と歴史を融合させた新しいアプローチにより、日本史上のターニングポイントを鮮やかに描き出している。
巨大城郭が生まれた背景
今から400年以上前の戦国時代、日本列島は史上かつてない戦乱の渦中にあった。そうした時代に忽然と姿を現したのが、堅牢な石垣、重厚な瓦ぶき、天高くそびえる天守という三つの特徴を備えた「近世城郭」である。松本城や姫路城、熊本城などの「現存十二天守」はこうした城郭の代表格だ。
しかし、なぜ戦国の世にこうした巨大建造物が突如誕生したのか。世界でも類を見ない、日本独自の城の形はどのようにして生み出され、わずか数十年という短期間で全国へと広まっていったのか。本書はこうした疑問に、科学的アプローチと最新研究によって答えを与えている。
構成と内容
全7章で構成される本書では、信長の城郭革命に始まり、安土城の大調査、秀吉による慶長の築城ラッシュ、家康の国づくりと名古屋城、そして巨大城郭がもたらした技術や社会変化を追う。最終章では「泰平の世」がいかに到来したかを論じ、平和な日本が城から生み出された歴史的プロセスを解明している。
書籍情報
『新・戦国史 城から迫る乱世の終焉、泰平のはじまり』はNHK出版新書757として、NHKスペシャル取材班の著作で発売される。2026年3月10日発売予定で、定価は税込1,078円。新書判240ページで、ISBN番号は978-4-14-088757-8である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001262.000018219.html