小泉今日子が全国ツアーで実施「きみのとくとう席プロジェクト」とは


子どもたちの文化体験格差を解決するプロジェクト
小泉今日子さんが2026年1月から開催する全国ツアー「KK60~コイズミ記念館~KYOKO KOIZUMI TOUR 2026」で、子どもたちの文化的・体験的な格差を是正するための「きみのとくとう席プロジェクト」が実施されることになった。株式会社UPDATERが協賛する本プロジェクトは、ひとり親家庭や児童福祉施設で暮らす子どもたちを対象に、音楽や芸術を通じた体験の機会を創出するものである。
深刻な子どもの体験格差の現状
日本では、子どもの相対的貧困率が約11.5%に達しており、特にひとり親家庭では50.8%とOECD諸国で最も高い水準にある。経済的要因により、音楽や芸術などの体験機会が限られ、世帯年収300万円未満の家庭では体験ゼロの子どもが3割を超えるとのデータがある。文部科学省の調査によれば、体験が少ない子どもは、自己肯定感や外向性、精神的回復力、心の健康度が低くなることが確認されており、子どもたちの将来に大きな影響を与えることが明らかになっている。
プロジェクトの内容と狙い
「きみのとくとう席プロジェクト」では、ライブやイベントの場において、子どもたちが音楽や芸術、文化と直接出会う体験を届けるための特別席を設ける。子どもたちが心を動かされる体験に出会い、世界の広がりを感じたり、自分の未来を思い描くきっかけとなることを目指している。これはひとり親家庭や児童福祉施設で暮らす子どもたちを対象に、継続的な体験支援を行っていく取り組みである。
小泉今日子さんが行ってきた取り組み
小泉今日子さんは、これまでも自身の活動を通じて、子どもたちの文化的・体験的な格差という社会課題に向き合い続けてきた。「経済的な格差が『体験の格差』に繋がっている。子どもの頃に本物の音楽や舞台に触れることは、その子の将来の選択肢や視野を広げる種まきになる」という想いから、子どもたちをライブや文化体験へ招待する取り組みを開始した。2024年12月に開催された「TOUR 2024 BALLAD CLASSICS」最終公演では、山形県内のひとり親家庭の親子4組8名をライブに特別招待。2025年6月には、浜崎貴司さんの協力のもと、「浜崎貴司 還暦GACHIスペシャル 60祭 2days ~Road to 100~」でも実施され、音楽を通じた体験の場がさらに広げられた。
全国ツアーの概要
「KK60~コイズミ記念館~KYOKO KOIZUMI TOUR 2026」は、1月24日から5月3日にかけて全国31の都市で開催される。主催は株式会社明後日、株式会社ソーゴー東京、ビクターエンタテインメント株式会社で、株式会社UPDATERが協賛している。本プロジェクトは4公演で実施される予定であり、「きみのとくとう席」は一般公募による募集は行われないことが明記されている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000317.000050516.html