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デジタルアパレル業界の連携を実現、第2回コンテスト2026年開催

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その他デザイン・デザインコンペ
報道発表
プレスリリースより

デジタルアパレル制作の課題解決へ、3産業による初のハッカソン

デジタルアパレルデザインコンテスト運営事務局は、アパレル、ゲーム、アニメ、VRのクリエイターが協働し、「3Dで服を作る」ための実践的なワークフローを共創するハッカソン形式イベント「第2回 デジタルアパレルデザインコンテスト」を2026年8月~9月に開催予定である。本企画は協賛・協力企業の募集を主旨とする初報で、参加者募集は2026年4月頃より別途告知される。

産業間の連携課題がもたらす、デジタルアパレル発展の機会

ゲーム、アニメ、VTuberといったキャラクター産業の表現においてファッション要素の重要性が高まり、求められる3Dデータの品質が年々向上している。アパレル産業においても、型紙や仕様を内包した3Dデータの活用により業務効率化や廃棄削減が進み、バーチャル試着やメタバース展開といった生産から購入体験までの高度化が進んでいる。さらにVRSNSやメタバース空間ではアバターの着せ替えを起点にファッションが文化として定着し、個人クリエイターが支えるCtoCマーケットでは3Dデータのマーケット規模が拡大している。

近年の動きの活発化により、各領域で培われた技術や知見が連携することでバーチャルファッションをさらに発展させることが可能である一方で、各産業は3Dデータの製作方法や商習慣が大きく異なり、産業間で3Dデータを使っての役割分担の構築やデータの受け渡しといった課題が長年解決されていない状況にある。本企画はこのような課題の打破と更なる発展を目指し、キャラクター・アパレル産業が協働しながら制作フロー、データ受け渡し、役割分担の実践知を獲得することを目的としている。

第1回の実績から見えた、産業連携の可能性と課題

第1回(2025年春実施)では、全国のCLO導入校の学生を対象に48作品の応募が集まった。審査ではデザイン性に加えて「実際に組み立てられる構造か」という観点を評価し、優秀作品については実縫製とVRアバター用データ化を実施した。第1回の実施により、クロスシミュレーション技術を通して実際の衣装を製造できることと同時にVRアバター用衣装の開発も実現できたことから、3Dデータがアパレルの製造にもゲーム用のキャラクター開発にも有効である点が明らかになった。一方で、その連携においては両産業のワークフローや必要とするデータの差異によって容易ならざるものであることも同時に明らかになっている。

テーマは「バトンタッチ」、3つの専門性が交わる第2回

第2回では、参加者が混成チームを組み、3Dデータの「受け渡し(バトンタッチ)」を通じて、服づくりのリアリティとバーチャル表現を両立させたアウトプットの創出を目指す。特にアパレル産業、キャラクター産業、VRコミュニティの3つの専門性が交わる設計を重視する。成果物は、制作したバーチャル衣装を用いた作品および技術発表会での発表・共有である。コンテストが指定する課題アバター(キャラクター系)に対して、アパレル産業の技術、キャラクター産業の技術、VRコミュニティのバーチャルファッションライフスタイルの知見を活かして、デジタルの服作りを行う。

開催概要と参加者募集予定

開催日程はDay 1が2026年8月22日(土)のキックオフ・セミナー、Day 2が2026年9月26日(土)の成果発表会・懇親会である。制作期間は約1ヶ月のチーム制ハッカソン形式で、オンライン運営はDiscord専用サーバーを利用する。参加者募集開始は2026年4月頃で、募集人数は100名程度、対象はプロ・アマチュア問わず学生から社会人までとなる。想定されるスキルはVRプレイヤー、デザイナー、パタンナー、3Dモデリスト、3Dモデラー、ゲームエンジン利用者など多岐にわたる。

協賛・協力企業の募集と今後の予定

協賛企業の特典としてロゴ掲出、会場掲出物・配布物への掲載、成果発表会の特別席の確保、制作過程の閲覧、発表アーカイブ提供などが予定されている。4月14日~16日にはZOOMによるオンラインウェビナー形式の説明会を開催予定で、参加費は無料となる。2026年4月頃にはハッカソンルール発表および参加者募集が開始される予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000104990.html