ndjc2025若手監督4名が登壇、短編映画4作品の舞台挨拶を開催


文化庁委託事業ndjc2025の合評上映会開催
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」の合評上映会を3月24日に東劇で開催した。同プロジェクトにおいて製作実地研修で完成した短編映画4作品が上映され、若手監督と出演者らが舞台挨拶に登壇した。
4作品の上映と若手監督による舞台挨拶
上映されたのは、色とりどりの才能とみずみずしい感性が感じられる珠玉の4作品である。辻󠄀井俊監督の『36万リットルのオーバーフロー』ではプール監視員の経験がきっかけであること、中田江玲監督の『繰り返す女』ではシスターフッドから逆行した創作意図が語られた。
八代夏歌監督の『うねうねとまっすぐ』では、タイ行きの飛行機の中での経験からキャラクター着想へつながる創作プロセスが明かされた。鴨林諄宜監督の『巡り巡る果て』では、映画と現実の関係性についての葛藤が作品に組み込まれていることが説明された。各監督の個性的な演出方針や俳優陣とのやり取りについても、舞台挨拶を通じて詳しく紹介された。
出演者と監督の信頼関係が光る
主演の辻陸は、撮影直前の大幅なセリフ削除に最初は戸惑ったが、監督からのアドバイスで演技が活きたと述べた。伊藤歩は、セリフがほとんどない難役に挑みながらも、監督の細かなチューニングにより完成度の高い表現ができたと語った。大和奈央と小方蒼介も、八代監督の豊富なアイデアと的確な指示に信頼を寄せている様子が伝わってきた。
東京・大阪・名古屋での劇場公開が決定
4作品の劇場公開が決定した。東京の恵比寿ガーデンシネマでは4月24日から30日まで上映され、大阪のテアトル梅田でも同時期に4月24日から30日まで公開予定である。名古屋のミッドランドスクエアシネマでは5月22日から28日までの上映が予定されており、5月23日に舞台挨拶が開催される予定となっている。
ndjcプロジェクト20周年を迎える意義
スーパーバイザーの安藤親広は、ndjcが20周年を迎えたことに触れながら、本プロジェクトが着実に熟成されてきたことを語った。4名の監督たちが本作を名刺代わりに映画業界と向き合っていくことになる中、支援体制の継続が表明された。本プロジェクトが今後も長く続いていくことへの願いが込められたメッセージが送られた。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000103029.html