河川敷ホームレスの実像、Newsweek連載が書籍化


東京の河川敷で暮らすホームレスの生き様
Newsweek日本版オンラインで反響を呼んだ連載をもとに、令和日本の「見えない現実」を描き出す渾身のルポルタージュが書籍化される。東京の河川敷で暮らすホームレスたちに、著者は3年以上にわたり密着取材を続けてきた。
外国人ジャーナリストが照らし出す日本社会の課題
外国人でありながら、日本社会の内側にも深く関わる存在である著者の二重の視点は、日本人が無意識のうちに目を背けてきたホームレスへの「静かな無関心」を鋭く照らし出す。洪水、寒波、猛暑、感染症、犯罪といった過酷な環境の中で生きる彼らの日常、過去の挫折、そして人生観が、連載を通じて時間をかけて丁寧に記録されている。
「貧困は自己責任」という単純な物語を揺さぶる言葉
「私はホームレスになったその日から、この選択を人生の冒険としてきた」。野外生活を「冒険」と呼ぶあるホームレスの言葉は、貧困に対する単純な物語を根底から揺さぶる。そこには、危険や不安と隣り合わせでありながらも、自らの人生を引き受けようとする強い意志がある。巨大都市・東京の豊かさの陰に広がるもうひとつの世界が、本書では確かな取材に裏打ちされた言葉で静かに、しかし確実に読者の価値観に問いを投げかけるのだ。
書籍情報
タイトルは『河川敷の「原住民」 令和ホームレスの実像』。定価は1,100円(税込み)で、発行は扶桑社、発売日は2026年3月26日(木)。著者は在日中国人ジャーナリストの趙海成で、1982年に北京対外貿易学院を卒業し、1985年に来日している。日本大学芸術学部でテレビ理論を学び、日本初の在日中国人向け中国語新聞「留学生新聞」の創刊に関わった経歴を持つ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001618.000026633.html