MarlinがセカンドEP『Side Effects』をリリース、スイス発R&Bポップ


多文化背景を音楽に込めたスイスのシンガーソングライター
スイス出身のシンガー/ソングライターMarlinが、セカンドEP『Side Effects』をリリースした。ギニアとハンガリーにルーツを持つMarlinは、多文化な背景が音楽に大きな影響を与えており、幼少期から90~2000年代のR&B、ヒップホップ、レゲエに親しんできた。Alicia Keys、Lauryn Hill、Usherといったアイコンが、彼女の初期の音楽的アイデンティティを形づくっている。
癒しが成長へ変わる瞬間を描いたセカンドEP
『Side Effects』は、アーティストとしても個人としても大きな前進を示す作品となっている。デビューEP『New Her』が毒のある関係の余波と自分を取り戻す過程を描いていたのに対し、『Side Effects』では心の準備、健全な愛、再び心を開く勇気に焦点を移した。癒しが成長に変わり、その成長によって本当の愛を迎える準備が整う瞬間を切り取った全4曲で構成されている。
落ち着いた視点で恋の喜びと脆さを表現
全4曲を通して、Marlinは落ち着いた視点から恋に落ちる喜びと脆さを描く。楽曲は明るく軽やかなムードと、迷いや不安の入り混じった感情を行き来する。心が準備できていても身体は過去の傷を覚えていることを認め、その緊張に抗うのではなく向き合う。不安を正直さに、自己理解を強さに変えていくプロセスが表現されている。EP全体を通して伝わるのは、内面の成長を重ねた人ほど安定した満たされた関係を築けるというメッセージであり、聴き手に深い共感をもたらす。
現代的R&Bとポップを基調とした温かみのあるサウンド
サウンド面では、現代的なR&Bとポップを基盤に、温かみのあるグルーヴ、クリーンなメロディ、さりげないファンクの要素を融合させている。キャッチーさと感情の深みが程よく混ざり合うプロダクションに仕上がった。曲調や感情の表情を描き分けながら、「Hard To Get」は自信に満ちた遊び心、「Type of Way」は落ち着いた安心感のある愛、「Don't Let Him Go」は自分を傷つけてしまいそうな感情と向き合う緊張感、タイトル曲「Side Effects」は信頼を取り戻す過程での静かな不安を映し出している。
スイス音楽シーンで急速に存在感を増す
Marlinは2019年にはデュオOzyahとしてEP『688』をリリースし、スイス国内でライブ活動を展開した。2022年からソロ活動を開始し、グルーヴやクリーンなメロディを特徴とするR&B/ポップセンスを磨いてきた。スイスの主要ラジオ局で楽曲がオンエアされるなど支持を獲得し、2024年にはZermatt Unplugged Mountain AcademyやMontreux Jazz Residencyに参加し、フェス出演も重ねながらスイス音楽シーンで存在感を増している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001689.000055377.html