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ローカル5G共創プロジェクトが第2.0版発行、RIC活用で65%の電力削減に成功

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報道発表
図 RANの消費電力削減概要(プレスリリースより)

国内最大級のローカル5G共創プロジェクト、新たな成果を発表

NTT東日本は、2023年11月6日に開始したローカル5G共創プロジェクトにおいて、参加企業26社との共同実証の成果をまとめた「共同実証レポート第2.0版」を発行した。本レポートでは、ローカル5G国内初となるO-RAN ALLIANCEで規定されるRIC(RAN Intelligent Controller)を活用したマルチベンダー接続試験に成功した結果が掲載されている。

相互接続試験で約98.5%の成功率を達成

ローカル5G機器間の相互接続試験では、参加企業各社の5Gコア、RAN、5G端末を用いて計335通りの組合せでの試験を実施した。試験の結果、約98.5%の割合で接続に成功しており、本レポートには成功した組合せ一覧が公開されている。接続成功に至らなかった組み合わせについても原因解析が実施され、技術的な留意点が整理されて掲載されている。さらに、成功した組合せに対しては、スループット測定や4K映像伝送時の遅延測定といった性能評価試験が実施された。

RIC活用で約65%の電力削減に成功

ローカル5Gでは、パラメータ調整により多様なユースケースに対応できる一方で、調整の運用負荷が課題となっていた。共同実証レポート第2.0版では、RICを活用した「RANの送信電力最適化」および「電波干渉軽減」をテーマとしたマルチベンダーでの接続試験が実施された。NTT東日本は、RICを用いてローカル5Gの通信利用状況を自律的に判断し、RANの消費電力削減に向けたマルチベンダー接続試験を実施した結果、一定の条件下において約65%の電力削減に成功している。

プロジェクト終了後も知見を活かしたローカル5G社会実装を推進

本プロジェクトは「共同実証レポート第2.0版」の公開をもって終了する。今後も、プロジェクト参加企業とのつながりや得られた知見を基盤として、各企業と連携しながらローカル5Gの社会実装を加速させていく方針である。自動運転やAI活用サービスの普及により、無線通信の需要がさらに拡大することが見込まれる中、本プロジェクトで得られたマルチベンダー相互接続の知見やRICによる自律的な無線最適化の成果は、将来の利用シーンにおいても価値を発揮するとされている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001303.000098811.html