DXハイスクール活用事例:水戸葵陵高校がセブ島修学旅行とXR連動の空間デジタルアーカイブ開始


DXハイスクール認定校での伴走型支援による実践的な学び
monoDuki合同会社は、DXハイスクール認定校である水戸葵陵高等学校に対し、機材選定から講義実施までを一体で支援する伴走型支援を実施した。DXハイスクールでは機材整備が進む一方で、授業実装や継続活用の設計が課題となるケースがある中、学校ごとの現場状況に合わせた設計により実践的な学びにつながる運用を支援している。
セブ島修学旅行連動のXR・探究学習プロジェクト
水戸葵陵高等学校では、2年次の修学旅行先であるセブ島の文化・景観・体験をXR技術でデジタル空間に保存・再構築し、対外的なアピールに活用したいという構想を持っていた。同校は充実した進路指導と「セブ島修学旅行」など多彩な学校行事を通じ、生徒の主体性を育む教育環境が特色である。本取り組みは2026年1月から3月にかけて、1年6組28名を対象に実施される。主な支援内容は機材選定、授業企画、講義実施、フォローアップとなっている。
機材選定から授業実装までの伴走体制
monoDuki合同会社は教育現場での持続可能な運用を考慮し、Meta Quest 3S、3Dスキャンアプリ(Scaniverse)、VR制作プラットフォーム(STYLY)などの最適なツール群を選定した。「空間をつくるとは体験を具体的にイメージすること」をテーマに、平面図を用いた建築的思考を学ぶ講義からスタートし、Meta Quest 3Sなどのツールを用いた操作体験やMR空間での構築・検証のワークショップを実施している。生徒たちは役割と責任を持ちながら探究学習に取り組み、修学旅行前の2年生への撮影依頼書作成なども行った。
先生と生徒が実感する学習の実践的価値
教育現場における一番の目的は、子どもたちが社会に出た時に「課題解決の引き出しや選択肢を増やしてあげること」であるという教職員の声がある。生徒たちからは「3Dスキャンする際に光の向きを工夫する必要があることに気づけた」という気づきや、「紙に手描きで描いてからパソコンで作業するというプロセスが新たな気づきだった」といった実践的な学びが報告されている。導入校は今後、1年生だった生徒たちが2年生へとなり、後輩たちからの支持のもと自分たちの足で3Dデータを採取しに行く予定である。
継続活用を前提とした5段階の支援プログラム
monoDuki合同会社が提供する支援は、ヒアリング・目的整理、プログラム設計・機材選定、研修・プログラム実施、成果発表・事例発信、振り返り・今後の活用提案の5段階で構成されている。機材ありきではなく「どのような学びを実現したいか」から逆算した設計を行う。教職員の負担を増やさない伴走体制を整え、専門性の高いXR・AI分野は外部専門家とAIが技術面をサポートする。同社は単発の体験やイベントではなく、学校の教育活動として継続・定着することを重視している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000137795.html