公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

OOKABE GLASS代表が技能グランプリに挑む、DXとクラフトの融合がテレビ放送

タグ
記事・ブログ・投稿
ノンフィクション
報道発表
プレスリリースより

DX企業のトップが示す、ものづくりの未来像

ガラス・鏡のネットオーダー事業で国内売上シェアNo.1を誇るOOKABE GLASS株式会社の代表・大壁勝洋が、ガラス職人として技能の限界に挑む姿を追ったドキュメンタリー番組が、2026年3月28日に福井テレビにて放送された。本番組は、DX化を推進する上場企業のトップが、なぜ今あえてものづくりの原点である「技能」の最前線に身を投じたのか、その真意に迫る内容である。後継者不足や技術の空洞化という深刻な社会課題に対し、デジタルとアナログの融合による新たな解決策を提示し、日本のものづくりの未来を切り拓く挑戦が紹介されている。

原点回帰、一職人としての魂

OOKABE GLASSは2003年の創業以来、旧態依然としたガラス業界にインターネットとシステム化を持ち込み、ミリ単位のオーダーメイドガラスを全国に届けることで成長を遂げてきた。しかし、DXの旗手として業界の効率化を推し進める中で、代表の大壁は一つの「静かなる危機」を痛感するようになる。それは、クリック一つでモノが届く利便性の裏側で、それを支える職人の確かな技能が、誰にも気づかれぬまま静かに失われようとしている現実だ。このままでは、どんなに優れたシステムを構築しても、魂を込めてモノをつくる「手」がなくなってしまう。この強い危機感と「技能者の価値を向上させ、子供たちが憧れる仕事にしたい」という想いが、代表自らが汗を流し、技能の最高峰に挑むという挑戦へと繋がったのだ。

待ったなしの「技能の崖」と日本製造業の危機

日本の製造業は今、「技能の崖」とも言うべき深刻な危機に瀕している。製造業の就業者数は、ピーク時の1,569万人から1,046万人へと約33%減少し、この20年間で34歳以下の若年就業者は約121万人も減っている一方で、65歳以上の割合はほぼ倍増している。中小企業の後継者不在率は50.1%、小規模企業では57.3%にのぼり、黒字でありながら後継者がいないために廃業する企業も増加している。熟練技能者の高齢化は加速し、その卓越した技術が失われつつある。このままでは、日本の競争力の源泉である「ものづくり」そのものが立ち行かなくなるのだ。

デジタルと職人技能の融合による産業変革

OOKABE GLASSの本質は、単なるガラス販売会社でも、IT企業でもない。「デジタルの脳」と「職人の指先」を併せ持ち、両者を螺旋状に高め合うことで、業界のパラダイムシフトを仕掛ける「シナジー創出集団」である。多くの企業がDXを「省人化」の文脈で語る中、同社はDXを「技能の価値を最大化し、継承を加速させるための触媒」と定義している。代表自らが技能の限界に挑む姿は、その哲学の最も純粋な表現であり、画面の向こうの数字やデータを眺めるのではなく、自らの身体で素材と対話し、その先にいるお客様の暮らしに想いを馳せるという、事業の根幹を示すものなのだ。

技能継承をアップデートする次なる取り組み

今回の挑戦とテレビ放送は、ビジョンを実現するための第一歩に過ぎない。今後は、若手技能士育成プログラムの本格始動、技能の「暗黙知」を可視化するプラットフォーム開発、業界横断での技能継承アライアンスの設立を加速させていく予定である。これらの取り組みを通じて、同社は福井から日本の、そして世界の建築・ものづくり業界をアップデートしていく方針だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000171105.html